きのこの炊き込みご飯

きのこは炊飯時にのせるだけ。
だしいらずでも風味たっぷり

きのこの香りと食感を楽しむ炊き込みご飯です。味つけは米だけにして、きのこには味をつけません。きのこは米に混ぜ込まず、上にのせて炊飯することで、炊き上がったときにきのこの香りが引き立ちます。

きのこから出る水分と調味料が加わるので、炊飯時の水は1合あたり150mlと少なめにしておきます。

調味料にしょうゆだけでなく塩も加えることで、キリッとした塩気が立ち、きのこの風味だけでなく、しょうゆの香りもより際立ちます。

  • ●きのこは切って炊飯時にのせるだけ
  • ●水は1合あたり150mlと少なめに
  • ●塩も加える

この3つのポイントを押さえながら、調理していきましょう。それぞれの工程がなぜ必要なのか、理由も解説していきます。

材料(4人分)

  • 米…2合
  • えのきたけ…100g
  • しめじ…50g
  • しいたけ…50g
  • すだち…適宜
  • 水…300ml
  • 〈A〉
    • キッコーマン 特選 丸大豆しょうゆ…大さじ2
    • マンジョウ 米麹こだわり仕込み 本みりん…大さじ2
    • 昆布…5㎝角1枚
    • 塩…ふたつまみ

つくり方

1. 米をとぐ

米は炊く30分以上前にとぎ、ざるにあげる。

ざるにあげておくことで、味が入りやすく

米はある程度の量を1度に炊くほうが風味を感じやすいので、2合以上で炊きます。炊き込みご飯のように味を吸わせたいときは、といだ後にざるにあげておくと味が入りやすくなります。

2. きのこを切る

しめじは小房に分ける。えのきは幅3㎝に切る。しいたけは軸とかさをそれぞれ薄切りにする。

しいたけは縮むので大きくてもそのままで

しめじとえのきは、はじめに石づきを切り落とします。えのきの根元は手でほぐします。しいたけは大きくても縮むので気にせず、幅だけそろえておきましょう。切ったきのこは混ぜ合わせておきます。

3. 炊く

炊飯器に米、水を加える。〈A〉を順に加えて混ぜ、平らにならす。きのこをのせて炊く。

きのこは上にのせるだけで混ぜません

調味料は、まずしょうゆとみりんを入れて手で混ぜます。次に塩をふり混ぜ、最後に昆布を入れます。少量でも昆布を加えると旨みの相乗効果でより奥行のある仕上がりになります。きのこはのせるだけで混ぜずに広げます。

4. 混ぜる

炊き上がったら、上下を返して混ぜる。盛りつけて、すだちを添える。

きのこの風味をたっぷり混ぜ込んで

炊き上がりのきのこの香りもごちそうです。旨味を含んで炊きあがったご飯にきのこの風味を移すように大きく混ぜます。昆布は取り出してせん切りにして混ぜていただきます。

(1人分熱量298kcal/塩分1.8g/調理時間約15分)※ざるに上げておく時間、炊飯時間を含まず。

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ヘルシーポイント

きのこに味づけをしないのでもともと塩分控えめですが、しょうゆを大さじ1に減らせばさらに塩分を減らせます。

料理/小田真規子 撮影/高杉 純 文/峯田亜季 デザイン・コーディング/高橋裕子・長瀬佳奈江(Concent, Inc.)編集担当/杉森一広 市川真規(キッコーマン)
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公開:2023年12月12日