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過去の展示

「食」を育む

日本の食文化-「和」食
日本の食文化の基本は「米」です。1960年(昭和35年)には114.9kg(1人/年)消費していましたが、2004年(平成16年)は61.5kgまで減少しています。
そして、しょうゆ、みそ、納豆といった発酵食品、自然環境に恵まれた野菜、魚介類の摂取が特徴でしたが、この40年の間に肉類・油脂類でつくる料理の占める割合が増加し、栄養のバランスが崩れてきました。
子どもたちの好みの洋食のメニューは、「オ・カ・ア・サン・ヤ・ス・メ・ハ・ハ・キ・ト・ク」というカタカナの言葉でまとめられます。それに対して伝統的な和食の献立は、「お・か・あ・さん・だ・い・す・き・ま・ま・す・て・き」というひらがなの言葉でまとめられます。
子どもたちの好みの料理のベストテンは、ヤキ肉、ハンバーグ、ピザ、カラアゲ、ギョウザ、スパゲティ・・・であり、和食はすし(回転すし)がやっと、10位以内に入ります。
「和」食を主体とした、調「和」のとれた食生活によって、こころも「和(やわ)」らぎ、「和(なご)」やかに、「和(のどか)」になります。「和」を大切にしようではありませんか。
洋食のメニュー
和食の献立
日本の食文化-「和」食