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過去の展示

「食」を育む

適正体重と内臓脂肪症候群
肥満は、糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病と深く関係があります。肥満の多くは、食べ過ぎや運動不足によるものです。適正体重を調べる体格指数に、BMI(Body Mass Index)があります。BMI指数が22前後だと、病気にかかりにくいとされ、18.5~25までを正常範囲としています。
また、心筋梗塞 こうそく や脳梗塞などの危険性が高い状態として注目されている「内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)」は、腹囲(ウエスト回り)が男性85cm以上、女性90cm以上で、高脂血症・高血圧・高血糖の3つのリスクの内、2つ以上該当すると有病者、1つ該当で予備軍としています。
肥満の予防には、魚や野菜を合わせやすく、脂質が少なく、植物性たんぱく質の確保ができる「ごはん食」が適しています。また、満腹感、満足感も得やすいのも、「ごはん食」の特徴といえます。
BMI(肥満度)とは メタポリックシンドロームの診断基準
※HDL(High Density Lipoprotein)
適正体重と内臓脂肪症候群