トップ > 館内展示 > 過去の展示一覧 > 「食」を育む

 

過去の展示

「食」を育む

いただきます-朝食で1日のスタート
「いただきます」は、感謝・畏敬 いけい の表現です。では、誰・何に対して表現をしているのでしょうか。
1. 今日も元気に食べられる、自分に。
2. 料理を作ってくれた人。その食材を買うために働いている人。つまり、家族に。
3. その食材を、お店で売っている人、そこまで運んでくれた人。その食材を作ってくれた人、手に入れてくれた人、また食べやすく加工をしてくれた人。つまり、社会の人たちに。
4. そして、食材に。世界の多くの国で、食事の前の挨拶がありますが、それは「ありがとう」という感謝の言葉です。「いただきます」は、命をいただくことへの畏敬を示しています。
宮崎県では、2005年(平成17年)11月から、食を見直す問題提起として、~「いただきます」からはじめよう宣言~を展開しています。
また、1日のスタートの朝食を欠食すると、落ち着きがなく集中力が低下します。朝食をきちんととっていると、食生活が規則正しくなり、食事のバランスもよくなります。
朝食欠食率の年次推移
資料:厚生労働省「国民健康・栄養調査」(平成15年度)
いただきます-朝食で1日のスタート