おせち1ランクUPのコツ
せっかくの正月料理、おいしく手づくりしたいですね。
「手づくりおせち」の仕上がりを1ランクUPさせる、ちょっとしたコツをご紹介します。
おせちづくりは段取りに始まる
おせちづくりは年末押し迫ってあわてたくないものです。「早めに・少しずつ・段取りを心がけるのがポイント。例えばこのようなスケジュールならゆとりがあります。
- 12月初め
- 冷蔵庫を整理してスペースを確保、おせちでつくるものリスト作成
- 12月26日
- おせちの材料買い出し、重箱など盛り付ける器を決める
- 12月28日
- 黒豆を水にひたす
- 12月29日
- 黒豆を煮る、数の子の塩抜きをする
- 12月30日
- 栗きんとん、田作りなど、各メニューをつくり始める
- 12月31日
- 残りのメニューをつくり、重箱に詰めて、準備を完了
味の決め手「だし」で手を抜かない
お煮しめやお雑煮など、正月料理には「だし」が味の決め手となる料理があります。
だしを取る、そのひと手間をかければ、料理の格がぐんと上がります。
- だしの取り方
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- 1切れ目を入れた昆布を水に30分くらいつけておき、火にかける。
- ※水につける時間がない場合は、直接弱火にかける。
- 21.が煮立つ直前に昆布を取り出し、煮立ったらかつおぶしを加える。
火を弱めて2~3分煮る。 - 3ボウルに万能こし器をのせ、ぬらしたペーパータオルを敷いて、2.をこす。
- 1切れ目を入れた昆布を水に30分くらいつけておき、火にかける。
だしを少量だけ使いたい時は?
少量のだしが必要な時は、茶こしに削り節を入れ(5gくらいが目安)、湯1カップを注ぐ
「うすくちしょうゆ」を使いこなして味よく、見た目よく
うすくちしょうゆは、素材やだしの風味を引き立てる名脇役。
地域によっては、なじみがうすいしょうゆですが、家庭でつくる和食の幅を広げ、レベルをアップしてくれます。
その特徴を知って、上手に使いこなしましょう。
うすくちしょうゆの色・味・香り
- 色
- うすくちしょうゆの「うすくち」は「淡口」と書きます。
字の通り淡い色が特徴で、旬の食材の鮮やかな色を生かして仕上げられます。
- 味
- こいくちしょうゆより約1割多く塩分を使い、甘味・苦味・酸味を控えたおだやかなうま味。
塩味が素材やだしのおいしさを引き立てます。
- 香り
- おだやかな香りが、素材本来の味や香りやだしの風味を際立たせます。
おすすめの用途
- 里芋の白煮など、食材の色、味を生かしたい煮物に
- うどんつゆ、お吸い物、茶碗蒸しなど、色をあまりつけず、味や風味をつけたい料理に
- そのほか、マリネやドレッシングなど洋風料理に塩の代わりにうすくちしょうゆを使うと、まろやかな仕上がりに
うすくちしょうゆで味つけする時は?
少し控えめに使うのがポイント!
色で判断すると思いがけず塩味が強くなってしまうので気をつけましょう。
キッコーマン いつでも新鮮
しぼりたてうすくち生しょうゆ
しぼりたてうすくち生しょうゆ