お正月のテーブルコーディネート

重箱や屠蘇器を揃えるのはちょっとたいへん。
手軽なお正月のテーブルコーディネートのポイントと、漆器のお手入れ法などを紹介します。

季節の葉物や食材をあしらって

緑の葉などをあしらうと、季節感がでて表情豊かになります。
南天や松葉を添えたり、菊の葉を敷いてみましょう。柚子釜やレモンのかごは、香りもよく、華やかさがうまれます。

ポイントカラーは金銀、紅白

金や銀をあしらった器やグラス、カトラトリーや箸置きも、おめでたい雰囲気づくりに効果的です。漆器にもよくなじみます。
紅白のナプキン、ランチョンマットや、水引のついた箸袋も用意しましょう。

漆器を使って和の雰囲気づくり

黒や朱の漆器がひとつあると、改まった雰囲気がうまれます。
折敷(縁つきの薄い盆)やプレート、杯や小皿、豆皿など、手頃な価格でさまざまなサイズ、形のものが出回っています。1年を通じて使えますので、用意しておくとよいでしょう。
折敷やプレートに直接料理をのせるだけでなく、小皿、豆皿をのせてもすてきです。

漆器は生きもの!?

漆器は生きているといわれるほどデリケートです。

使用後の流れ
  1. 1使い終わったらペーパータオルで汚れをふき取り、ぬるま湯でやわらかいふきんを使って洗います。
    • かたいスポンジは避けましょう。
    • 傷つけたり、臭いがつくことがあるので、ほかの食器と一緒に洗い桶に入れないようにしましょう。
  2. 2洗った後は、すぐに水気をふき取り、乾いたふきんに伏せてしばらく置きましょう。
  3. 3しまう時は、ツヤぶきし、ティッシュペーパーを間に挟むか、薄い紙で包みます。
    • 乾燥に弱いので、暖房の効いた室内に長く置く時は、水を入れたコップをそばに置くとよいでしょう。