Taste of the secret

おいしさの

キッコーマンは、2008年3月に
「容器包装に関する指針」を定めるなど、
お客さまにとって安全で使いやすく、
地球環境への負荷が少ない
容器の開発を進めています。

2.【容器】

キッコーマンの
容器開発の歴史

キッコーマンの容器は、木の樽から、ガラスびん、ペットボトル、そして密封ボトルへと進化してきました。それ以降も、ペットボトルの軽量化や強度・品質保持能力・リサイクル性の向上など、改良を進めています。

しょうゆは、古くからある調味料。江戸時代の前期頃から、杉板の結樽(ゆいだる)が「リサイクル可能な容器」として、洗浄され、再利用されていました。しょうゆの長い歴史における容器包装の歩みを眺めると、古くから環境面への配慮や工夫が凝らされていたことが見てとれます。

ガラスびん

リサイクルできる点から見ても、ガラスびんは非常に環境にやさしい容器です。キッコーマンは1918年にびんを導入して以来、工夫を凝らして強度改善や軽量化を進めながら、一部の業務用・加工用製品の容器として使いつづけています。

ペットボトル

キッコーマンはしょうゆ容器として、酸素の遮断力が強く、壊れにくく、透明度の高いペットボトルを1977年に採用。食品業界では初めてのペットボトル採用事例となりました。
また2015年度には、「キッコーマン 減塩しょうゆ」の容器として使っている500mℓ準耐熱ペットボトルを軽量化。翌年には、その他の製品でも、この軽量化したペットボトルの活用を始めており、いまではしょうゆなどの容器の主流となっています。

しょうゆの未来を
切りひらいた
「密封ボトル」

「密封ボトル」の登場により、これまでおいしさを維持した状態で流通させるのが難しかった「生しょうゆ」を、広くお客様にお届けすることができるようになりました。
「いつでも新鮮」シリーズの容器には、この「密封ボトル」を採用しています。
「密封ボトル」のすごさの理由

「密封ボトル」は、押し出しやすく、しぼりたてのしょうゆの「色」「味」「香り」を開封後も常温で保つ機能(※)と、しょうゆを一滴から欲しい分まで自在に注ぐことができる機能をあわせ持っています。

※ 商品により鮮度を保つ期間は異なります
1. 押し出し式

ボトルを押すとしょうゆが出て、戻すと止まる「押し出し式」で内側の袋だけが小さくなっていく二重構造。使い終わるまで容器が変 形せず、使いやすさにも配慮しています。

2. 風味が変わらない

しょうゆが空気に触れないから、開栓後も常温保存で、鮮やかな色や味、香りが変わらず、いつでも新鮮でおいしく召しあがれます。

※ 商品により鮮度を保つ期間は異なります
3. 注ぎやすさ

片手でも扱いやすく、狙ったところに注げるので、料理の流れを止めることがありません。また一滴から欲しい分まで、注ぐ量を自在に調節できます。

環境にやさしい
容器開発への取り組み

キッコーマンは、ペット素材で「使用後の容器を簡単にリサイクルできる」という環境にやさしい「密封ecoボトル」を開発しました。
また、ペットボトル容器のキャップにも再利用しやすいエコキャップを開発・採用するなど、地球環境への取り組みを進めています。
密封ecoボトル

簡単に取り外せるキャップ、従来の容器から10%の軽量化を図りました。
主に450ml、620mlの製品で採用しています。

エコキャップ

使用済みのペットボトルは、市区町村で回収され、さまざまな製品の原材料として再利用されます。キッコーマンでは、こうした再利用を容易にするために、中栓をとりはずしやすく改良した「エコキャップ®(商標登録4319133号)」を開発・導入。その後も、「より使いやすい」「より取り外しやすい」機能性を追求することにも力を入れています。

Lineup

インアップ

ひとことでしょうゆと言ってもその種類はさまざま。それぞれの特徴をわかりやすく解説します。