陳建太郎のわが家の中華レシピ
陳 建太郎 先生(「赤坂 四川飯店」三代目)






2026年7月2日KCC食文化と料理の講習会は、「赤坂四川飯店」三代目の陳建太郎先生をお招きし、「陳建太郎のわが家の中華レシピ」をテーマに開催しました。
講習会のレポート
陳建太郎先生の祖父は日本に四川料理を広めた陳建民氏、二代目の父は“中華の鉄人”陳建一氏です。「赤坂四川飯店」に入社後、中国の四川大学に留学し本場の四川料理を学び帰国。現在は三代目として店で腕をふるい、メディアやイベントに出演、料理教室などを開催し、広く中華の魅力を伝えています。
今回は祖父や父との楽しいエピソードや思い出を交えながら、先生が幼い頃から親しんできた中華料理をご紹介。家庭でも役立つ定番中華の基本を、わかりやすく教えていただきました。中華料理は下準備が大切です。調味料をあらかじめ合わせておくことや、食材を均一に切りそろえること、肉や魚介に下味をつけておくことで、手際よくおいしく仕上げることができます。
- 青椒牛肉絲(チンジャオニュールースー)
ピーマンのほろ苦さがアクセントの中華定番の炒め物です。細切りにした牛肉や野菜の一体感がおいしさの決め手。牛肉は下味をしっかりもみ込んでやわらかく仕上げ、ピーマンは繊維を断つように切ることで、シャキシャキとした食感を楽しめます。仕上げに化粧油を加え、つや良く完成です。
- 陳麻婆豆腐 (チンマーボートウフ)
祖父の陳建民氏が日本に伝えたオリジナルの味。豆板醤や甜面醤、豆鼓の発酵のうま味と、ラー油や唐辛子、花椒の辛味と香りが絡み合い、食欲をそそります。豆腐はあらかじめゆでることで、中まで温まり食感が良くなり、水分も出にくくなります。水溶き片栗粉は火を止めてから、あわてずに少しずつ加え、しっかり加熱してなめらかなとろみをつけます。
- 担々麺(タンタンメン)
ごまの豊かな香りとコクが魅力の麺料理です。トッピングの肉みそは作り置きができ、炒め物や炒飯にも活用できます。丼に調味料を順番に入れ、スープを静かに注ぎ、ここでかき混ぜないことが重要なポイント。麺と具材を盛りつけたら、食べる時に下から麺を箸ですくい上げることで、ごまの香りがより引き立ちます。
講習会ダイジェスト動画
講習会のレシピ
青椒牛肉絲(チンジャオニュールースー)
| 牛もも肉 | 120g |
|---|---|
| たけのこ(水煮・ゆでておく) | 50g |
| ピーマン | 120g |
| 長ねぎ(みじん切り) | 5cm分 |
| 片栗粉 | 大さじ2 |
| 油 | 適量 |
| 肉の下味A | |
| 塩 | 少々 |
| キッコーマン 特選 丸大豆しょうゆ | 小さじ1/3 |
| マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒 | 小さじ2 |
| こしょう | 少々 |
| 溶き卵 | 大さじ3 |
| 調味料B:混ぜ合わせておく | |
| 砂糖 | 大さじ1/2 |
| マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒 | 大さじ1 |
| キッコーマン 特選 丸大豆しょうゆ | 大さじ1/2 |
| キッコーマン オイスターソース | 大さじ1/2 |
| 水 | 大さじ1 |
| 顆粒スープ | 少々 |
| こしょう | 少々 |
| 片栗粉(水溶き) | 大さじ1/2 |
- 1牛肉は細切りにし下味Aを加えてもみ込み、片栗粉大さじ2をまぶし、油小さじ1/2で表面をコーティングする。
- 2たけのこは細切りにし、ピーマンは繊維を断ち切るように細切りにする。
- 3鍋に油大さじ1と(1)の牛肉を入れ、ほぐすように炒めて火が通ったら取り出す。同じ鍋に(2)のたけのことピーマンを加え、さらに長ねぎを加えて炒める。取り出した牛肉を戻し、混ぜ合わせた調味料Bをまわし入れ、強火で炒め上げる。
陳麻婆豆腐 (チンマーボートウフ)
| 木綿豆腐 | 1丁(400g) |
|---|---|
| 肉みそ ※別途 | 80g |
| 長ねぎ(みじん切り) | 15cm |
| 調味料A | |
| おろしにんにく | 小さじ1 |
| 豆鼓(トウチ・きざむ) | 小さじ1 |
| キッコーマン 豆板醤 | 大さじ1 |
| 唐辛子の粉 | 小さじ1 |
| ラー油 | 小さじ1 |
| 調味料B | |
| 水 | 150ml |
| 顆粒スープ | 適量 |
| マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒 | 大さじ1 |
| キッコーマン 特選 丸大豆しょうゆ | 小さじ1 |
| こしょう | 少々 |
| 片栗粉(水溶き) | 適量 |
| ラー油 | 大さじ1 |
| 花椒(粉) | 適量 |
- 1豆腐は1~1.5cmの角切りにする。
- 2(1)の豆腐を塩(分量外)を加えた熱湯で軽くゆでる。
- 3鍋に調味料Aを入れて弱火で香りが出るように炒め、調味料B、肉みそ、(2)の豆腐を加える。
- 4(3)に長ねぎも加え、片栗粉でとろみをつけたら、ラー油を加えてしっかりと火を入れる。
- 5皿に盛りつけ、花椒をふる。
※肉みそ(炸醤)
| 豚ひき肉 | 300g |
|---|---|
| 調味料C | |
| マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒 | 大さじ1 |
| キッコーマン 特選 丸大豆しょうゆ | 小さじ2 |
| 甜麺醤 | 大さじ2 |
- 1鍋に豚ひき肉を入れて炒め、調味料Cを加えて油が透き通り、肉がパラパラになるまでよく炒める。バットなどに取り出す。(冷蔵庫で5日程度保存可能)
担々麺(タンタンメン)
| 中華麺(卵麺) | 1玉 |
|---|---|
| 肉みそ※ | 40g |
| 調味料 | |
| ザーサイ(みじん切り) | 4g(あれば中国の漬け物の芽菜) |
| 酢 | 小さじ1/3 |
| ラード | 小さじ1/2 |
| キッコーマン 特選 丸大豆しょうゆ | 大さじ2と1/3 |
| ねぎ油 | 小さじ1/2 |
| 練りごまペースト(白) | 大さじ2 |
| ラー油 | 大さじ1 |
| 青菜(さっとゆでる) | 適量 |
| 長ねぎ(みじん切り) | 小さじ1 |
| 顆粒スープ | 適量 |
| 水 | 300ml |
- 1丼に調味料をレシピ表記の上から順番に入れ、長ねぎを加える。
- 2中華麺はたっぷりの湯でゆでる。
- 3水を沸かし、顆粒スープを溶かし、(1)の丼にやさしく加える。
- 4(3)の丼にゆで上がった(2)の中華麺を水けをよくきって加え、肉みそと食べやすく切った青菜をのせる。

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