おうちでつくろう！気軽に台湾料理

台湾の朝の定番の豆乳スープに卵を加えました。器に溶き卵と調味料や具材を入れて、沸騰直前まで温めた豆乳を注ぐだけの簡単さ。卵を加えることでうま味がアップし、よりまろやかな味わいになります。酢の効果で豆乳が固まり、もろもろ、ふるふるといった食感が魅力です。朝ご飯にはもちろん、小腹がすいた時にもどうぞ。

台湾の家庭でよくつくられる料理。味の決め手はきゅうりのしょうゆ漬けで、漬け汁も利用します。かたくならずジューシーに仕上げるポイントは、脂身が多めのひき肉を使うこと、ひき肉に材料加えたら練らず混ぜる程度にすることです。肉のうま味が出た蒸し汁とともに、ご飯にかけて食べるのもおすすめです。

食堂や家庭の代表的なおかずで、料理名の「三杯」は、ごま油、しょうゆ、酒を同量使うことからきています。台湾の料理はしょうゆを使った甘辛い味つけが多く、親しみやすさがあります。甘辛い味つけにバジルをたっぷり加えるところが新鮮。意外にもバジルの甘い清涼感のある香りが合います。鶏肉の他、豆腐、いか、エリンギなどでつくってもおいしくできます。

どの料理も簡単で親しみがあり、台湾を身近に感じた講習会でした。