ヤミー先生の夏を楽しむ 世界の家庭料理

ドイツのじゃがいも料理。ヨーグルトとハーブのさわやかな風味のソースを、ゆでたじゃがいもにかけます。ドイツではクワルクというフレッシュチーズを使いますが、代わりに水切りしたヨーグルトを使い、たっぷりの小ねぎとパセリとオリーブオイルを混ぜ合わせます。お好みのハーブやスパイスでアレンジすればいろいろなソースが楽しめます。朝ご飯にもぴったり。じゃがいもを皮つきのまま割ってソースをかけた、カジュアルな盛り付けもいいですね。

トルコのなす料理。トルコ語の料理名はお坊さんを気絶させるという意味だとか。じっくり焼いたなすに切れ目を入れて、炒めたトマトと玉ねぎのフィリングをはさみ込んだ後、さらに蒸し煮にするのがポイント。手間をかけた分、味わいもアップ。シンプルな材料でつくったとは思えない、見た目とおいしさです。つくり置きができ、常温でも冷やしてもおいしくいただけます。レモンをしぼって白ワインとともにいかがでしょう。

有名なペルー料理。ライム果汁と塩をベースにしたマリネ液に、香味野菜や唐辛子などとともに魚介類を和えたものです。ここではゆず果汁のぽんずを活用。ライムの代わりにゆずの香り、しょうゆが加わることで、日本の食卓にも合うセビーチェになりました。付け合わせにゆでたともろこしを添えて。他にもさつまいもや青いバナナなどが添えられるとか。お国柄が出て楽しいですね。

各国のお話しも聞けて、料理で旅行気分を味わえた講習会でした。