カラザを取る、卵を溶きほぐす
カラザを取る


カラザとは、卵黄を固定するひものような役目をするもの。食べてもまったく問題はないが、気になるようなら菜箸でつまみ取る。菜箸は、先端が細いタイプを使うとつかみやすい。
菜箸でうまくつまめないときは、スプーンで代用可能。卵黄をつぶさないように注意しながら、スプーンのふちで卵黄とつながっている部分を切ってからすくう。
溶きほぐす(なめらかに仕上げる場合)



茶碗蒸しやオムレツのように、なめらかに仕上げたい料理の場合は、箸で白身がつまめなくなるまで溶きほぐす。箸をボウルなどの容器の底につけたまま、卵白を切るようにこまめに動かすと、卵黄と卵白がしっかり混ざり合う。箸ではなくホイッパー(泡立て器)を使う場合は、空気を含まないように混ぜること。
溶きほぐす(ふっくらと仕上げる場合)


親子丼やスクランブルエッグなどに使うときは大きく混ぜ、卵黄と卵白が完全に混ざり合わないようにすると、火を通したときにふっくらと仕上がる。