卵の扱い方・調理方法【ゆで卵の殻むきや薄焼き卵のつくり方も】
カラザを取る
「カラザ」とは卵黄を固定するひものような役目をするもの。食べてもまったく問題はないが、気になるようなら菜箸でつまみ取る。
溶きほぐす
だし巻き卵や茶碗蒸しなど、なめらかに仕上げたい時は箸をボウルなどの容器の底から離さないようにし、卵白を切るようにこまめに動かして溶きほぐす。スクランブルエッグや卵とじにする時は、大きく混ぜ、卵黄と卵白を混ぜきらないようにすると、火を通したときふっくら仕上がる。
黄身と白身に分ける
殻にひびを入れて殻を2つに分け、ボウルで受けながら卵黄を2つの殻に交互に移しかえ、徐々に卵白をボウルに落としていく。殻をできるだけ等分に割ることがポイント。
薄焼き卵のつくり方
材料
- 卵
- 3個
- 塩
- 小さじ1/4
- 酒
- 大さじ2
- 片栗粉
- 小さじ2
- サラダ油
- 適宜
つくり方
1. 卵は割りほぐし、塩、酒、片栗粉を加えてよく混ぜる。
2. 万能こし器を通してこす。こうすると、きめのなめらかな薄焼き卵をつくることができる。
3. サラダ油を含ませたペーパータオルで熱した卵焼き器を拭いて、サラダ油を薄くなじませる。
4. お玉軽く1杯分の卵液を卵焼き器に流し入れる。
5. 卵焼き器を斜めに動かして、卵液を全体にいきわたらせる。
6. 卵の表面が乾いてきたら、菜箸1本を差し込んで薄焼き卵をひっくり返す。一呼吸置いて火を通し、まな板に取り出す。残りも同様にして焼く。
7. 薄焼き卵を重ね、端から細切りにする。くるくると丸めてまとめると切りやすい。
ゆで卵のつくり方
つくり方
卵は冷蔵庫から30分以上出して室温にもどす。沸騰した湯に塩少々を入れ、卵を入れる。お玉を使ってそっと入れると殻が割れることを防げる。ゆで時間がきたら冷水に取って完全に冷ます。
ゆで卵の殻をむく
殻にたくさんのひびを入れておくと、楽にむける。ゆで終わったらすぐに冷水に取ることもむきやすくするポイント。