鏡開(かがみびら)き

鏡開きに、おもちの入ったおしるこを食べたことがあるかな?
どうして、鏡開きっていうのだろう。どういう意味があるのかな?

鏡開きはどういう日?

 

お正月には、まるい鏡もちを、神様(かみさま)におそなえしますね。
鏡開きは、1月11日に、おそなえしていた鏡もちを木づきでたたいて割(わ)るという行事です。
鏡開きは、武士(ぶし)の人たちからはじまりました。お正月に、武士はよろいやかぶとに、女の人は鏡におもちをおそなえしました。1月11日に、乾燥(かんそう)して、カチカチになったおもちを割って、お雑煮(ぞうに)にして食べたそうです。
武士の人たちは「切る」ということばをきらって、ほうちょうは使いませんでした。かわりに、木づちでたたいて割りました。おめでたいときに「割る」ということばは縁起(えんぎ)が悪いので、「運(うん)を開く=良いことがおこる」という意味で「鏡開き」と呼ぶようになりました。

鏡もちには、どんな意味があるの?

 

鏡もちは、まるいおもちを2段に重ねたものです。まるい形は、命をあらわしているといわれます。鏡もちに、「だいだい」(みかんの一種)、「ごへい」(白と赤の紙)、「うらじろ」(しだの葉の一種)などをかざります。また、鏡もちの下には、「四方紅(しほうべに)」(まわりを赤くぬった紙)をしきます。これらにも、ひとつひとつ意味があります。
「だいだい」は、実があかくなっても木から落ちないので、家が「代々(だいだい)」続くようにという願いをこめています。「ごへい」は、大きく手を広げて、栄えていくことを祈ったものです。
「うらじろ」は、うらがわも白いので、よごれのない、きよらかな心をあらわしています。
「四方紅」の赤い色は、悪いことをおいはらってくれると、考えられていました。

割ったおもちは、どういう風にして食べるの?

 

お雑煮(ぞうに)や、あまいおしる粉、油であげた、あげもちなどにします。あげもちにしょうゆとさとうのあまからいたれをかけると、おいしいですよ。
おうちの人といっしょに、つくってみましょう。おしるこは、白玉(しらたま)のかわりに、焼くか、やわらかくゆでたおもちを入れましょう。