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SNSを活用した集客対策3つのポイント

飲食店の集客・情報発信といえば、ホームページや飲食店検索サイトを使うのが一般的ですが、近年大きな変化が!いつもの情報発信に加えて「SNS」を利用する飲食店が増えています。コロナ禍の影響を受け、お客様の食事スタイルや生活圏が変わりゆく今、情報発信の仕方を工夫することが非常に大切です。

ポイントは、自店のことをいかにしてお客様に知ってもらい、来店・利用に繋げていくか。そこで今回は、お客様との接点を生み出し、お店の魅力を発信して集客につなげるためのSNS活用術についてお伝えします。

目次

変化する消費者の
食事スタイルとお店選び
  • 7割以上の人が「SNSをきっかけに来店」
  • テイクアウト・デリバリー検索にもSNSを利用
  • アフターコロナもテイクアウト&デリバリー需要は期待大!
SNSを活用した
集客・情報発信
「3つのポイント」
  • 検索ヒットしやすいハッシュタグとは
  • ○○の写真はむしろNG?
  • 投稿の最適な頻度&タイミングは?
SNS活用事例
  • 洋風食堂はしぐち亭
  • 肉BAR エイティーファイブ85

変わる消費者の食事スタイルとお店選び

皆さんは、自店のPRツールとして「SNS」を活用していますか?FacebookやInstagram、LINE、Twitterなど多くのSNSが普及し、コロナ禍によってSNSの接触時間が増えたといわれる中、飲食店にとってSNSはお客様との重要な接点になっています。 それを物語るように、「SNSの情報がきっかけで飲食店に訪れたことがある」というお客様は73.4%もいることが明らかになっています。

飲食店SNSの投稿・記事をきっかけに、
実際にそのお店に食事に行ったことがありますか。

SNSを活用した集客対策3つのポイント

「SNSで検索」がテイクアウト&デリバリーの新常識!

SNSを活用した集客対策3つのポイント

SNSを使ったお店選びは、イートインだけにとどまりません。コロナ禍で急拡大している「テイクアウト・デリバリー」においてもその流れが広まっています。消費者が飲食店のテイクアウト・デリバリーを利用する際、店舗のホームページや飲食店検索サイトに次いでSNSで探すことが多いという結果が明らかになっています。これからの飲食店運営には、飲食店検索サイトやホームページだけではなくSNSを含めた多角的な情報発信が重要なのです。

飲食店のテイクアウトを利用する際にどのように探すか

飲食店のテイクアウトを利用する際にどのように探すか

コロナ禍により外食機会が減少する飲食業界において、利用が増え続けるテイクアウト・デリバリーサービスは、まさに希望の星!「コロナ収束後もテイクアウトやデリバリーの利用頻度は変わらない」、というお客様の意見が大多数を占めていることを考えると、テイクアウト等の集客にも効果が期待できるSNSは「飲食店の必須ツール」と言ってもよいかもしれません。

飲食店のテイクアウト・デリバリーについて

コロナ禍での利用頻度
コロナ収束後の利用頻度
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SNSを活用した集客のポイントは?

では実際にSNSを活用して集客する際には、どのような点に気をつければいいのでしょうか。ここで、SNS活用の3つのポイントをご紹介します。

ハッシュタグ
「#場所+目的」はマスト!「利用シーン」も入れると尚良し

SNSを活用した集客対策3つのポイント

SNSの中でも飲食店検索で人気のInstagramでは、「#」(ハッシュタグ)を使って投稿を検索する仕様です。ハッシュタグを使って検索すること「タグる」という言葉は、社会で一般的に使われています。そのため、Instagramを通じてお店を見つけてもらうためには、ハッシュタグの活用が必須です。

その情報に関心のあるユーザーが検索している可能性が高いハッシュタグ
《例》新橋で昼食を探しているお客様向け
  • #新橋テイクアウト
  • #新橋デリバリー
  • #新橋ランチ
利用シーンを絞ったハッシュタグ
  • #おつまみ
  • #パーティー
  • #オードブル
  • #お祝い

ただ投稿するのではなく、ハッシュタグを入れることで、その情報を求めるお客様にリーチする確率が高くなります。まずは、近隣のお店や自店に似た業態のお店が、どのようなハッシュタグをつけて集客しているのかリサーチしてみるのもおすすめです。

ハッシュタグの例

写真
スマホ撮影でいいんです!
おいしそうに撮るコツは
「逆光&斜め45度から」

SNSを活用した集客対策3つのポイント

投稿に使う写真はスマートフォンなどで自分で撮ったもので十分。むしろプロが撮影したきれいすぎる写真だと広告色が出てしまい、好ましくない場合もあります。とはいえ、雑な写真では魅力が伝わりません。料理写真は逆光か半逆光(被写体の後ろか、斜め後ろから光が当たる状態)で斜め45度から撮ると立体感が出ておいしそうに見えます。

テイクアウトメニューの撮影では、実際のテイクアウト用容器に盛り付けて撮影しましょう。起こりがちな「買ってみたら写真と違う!」というトラブルを防ぐことで、消費者の満足度を高め再来店にも繋がります。

投稿の頻度とタイミング
簡単な内容でも「毎日投稿」が理想!ランチは11時台・ディナーは18時までに投稿

SNSを活用した集客対策3つのポイント

Instagramの場合、「ストーリーズ」という24時間で投稿が消える機能があり、それを使えば古い情報が残り続ける心配もありません。とにかくアップを続けて、フォロワーのフィードに表示されることが重要です。

SNSを活用した集客対策3つのポイント

また、継続的に運用していくためにも「投稿スケジュール」を作ることをおすすめします。投稿内容や日付、ハッシュタグなどをあらかじめ計画しておくとスムーズに運用することができます。

投稿スケジュールの例

SNSを活用した集客対策3つのポイント

【SNS活用事例①】
洋風食堂 はしぐち亭

それではここで、実際にInstagramを活用した集客に成功している飲食店の事例を見てみましょう。

洋風食堂 はしぐち亭
洋風食堂 はしぐち亭
〒156-0052 東京都世田谷区経堂1-11-13
小田急小田原線経堂駅南口 徒歩3分
Instagram:https://www.instagram.com/hashiguchi_tei/

東京都世田谷区の経堂駅近くにある「洋風食堂 はしぐち亭」のInstagramでは、見ているだけでお腹が空いてしまうような料理の写真を高頻度で投稿。現在のフォロワー数は1300人以上にものぼり、それだけ多くのお客様に毎日情報を発信できるという点で、SNSは欠かせない告知ツールになっています。

テイクアウトメニューについても、実際の写真はもちろん盛り付け中の写真なども掲載し、料理が丁寧に作られている過程もアピールすることで、商品の魅力をしっかりと訴求して、集客につなげています。

投稿写真一例

洋風食堂 はしぐち亭

"外食ならでは"のメニューをシズル感のある写真でアピール。角度も斜め45度からのアングルが多い。

洋風食堂 はしぐち亭

テイクアウトメニューは調理中の写真も投稿することで、こだわりや丁寧さを伝えている。

【SNS活用事例②】
肉BAR エイティーファイブ85

守谷 肉BAR エイティーファイブ85
守谷 肉BAR エイティーファイブ85
〒302-0115 茨城県守谷市中央2-16-17 wellナカヤマ2F
つくばエクスプレス 守谷駅 徒歩1分 関東鉄道常総線 守谷駅 徒歩1分
Instagram:https://www.instagram.com/eigh_tyfive85_moriya

次にご紹介するのは、茨城県守谷市にある「肉BARエイティーファイブ85」。同店のInstagramでは、毎月29日「ニクの日」にメルマガ会員限定で人気の肉料理が半額になるお得な特典を告知するなど、ロイヤルカスタマーの獲得ツールとしても活用されています。

メルマガ会員に対しては、より濃厚なコミュニケーションが可能になるため、リピーターやファンの育成にSNSを活用して集客につなげている好事例と言えるでしょう。

投稿写真一例

守谷 肉BAR エイティーファイブ85<

メルマガ会員獲得を目的とした投稿では、「会員しか食べられない」という特別感をアピール。イベント当日の投稿では、 写真に文字を入れて目に留まりやすくすることで来店を促している。

守谷 肉BAR エイティーファイブ85<

実際に提供する容器に入れて撮影。肉のジューシーさが伝わる写真が食欲をそそる。

アフターコロナに向けて準備OK!?
SNSを有効活用して、目指せ「来店客数UP」

新型コロナウイルスの収束がなかなか見通せない状況にあっても、前述のとおり、テイクアウト・デリバリーの需要は増え続けています。そして、「テイクアウトやデリバリーの利用をきっかけに、外食をしにそのお店に訪れたことがある」、あるいは「訪れてみたい」というお客様は実に7割以上にのぼります。

テイクアウト やデリバリーの利用がきっかけで、外食をしにそのお店を訪れたことがありますか。

テイクアウト やデリバリーの利用がきっかけで、外食をしにそのお店を訪れたことがありますか。 テイクアウト やデリバリーの利用がきっかけで、外食をしにそのお店を訪れたことがありますか。

この前向きな消費者動向は、飲食店にとって「追い風」です。まだSNSを始めていないお店も、うまく活用しきれていないお店も、SNSを積極的に活用してテイクアウトやデリバリーの新規顧客を開拓することが、アフターコロナにおけるスタートダッシュにつながるはずです。ぜひ今回お伝えしたポイントをふまえて、SNSの力でお客様との接点を強化し、集客につなげていきましょう。

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