これなら続く!朝食アドバイス
バランスのよい朝食のコツは?
「早寝、早起き、朝ごはん」
わかっていても、なかなか実行できないという方も多いのでは?
キッコーマン総合病院臨床栄養科長が、朝食のはたらきや栄養バランスのよい朝食のポイントをご紹介します。
バランスのとれた朝食をつくるときに参考となる考え方をご紹介します。
「一汁三菜」を基本に
バランスのとれた朝食を考えるために、昔ながらの日本の食卓「一汁三菜」をイメージしてみるといいでしょう。
ごはんを「主食」としてしっかり食べ、「汁物」、肉・魚・大豆製品などの「主菜」、野菜を中心とした「副菜」「副々菜」を組み合わせるのが基本。
そこから副菜を2品用意するのがたいへんだったら1品の副菜の量や具の数を増やすなど、アレンジしてみましょう。
「栄養三色」を並べて
栄養三色(黄・赤・緑)を意識して食卓に並べるといいでしょう。
- 黄
- おもにエネルギーとなり、身体を動かすもとになる炭水化物、脂質を含む食品グループ
(「主食」のごはん、パンなど)
- 赤
- おもに血や肉となり、身体をつくるもとになるたんぱく質、カルシウムなどを含む食品グループ
(「主菜」の肉・魚・卵・大豆製品・乳製品など)
- 緑
- おもに身体の調子を整え、病気をしないようにするビタミンなどを含む食品グループ
(「副菜」の野菜や果物など)