1ボウルに卵を溶きほぐし、白だし、水を混ぜ入れ、卵液を作ります
卵の溶き方のコツ
卵をボウルに割り入れ、溶いていきます。
コツは箸をボウルなどの容器の底から離さないようにし、卵白を切るようにこまめに動かして溶きほぐすこと。
卵黄と卵白が均一に混ざった卵液ができると、焼き上がりの見た目もきれいに仕上がります。
2調理の前にセッティングをします
意外と大事!焼く前の準備
調理中に慌てないように、油やボウルを卵焼き器の周りに配置します。キッチンペーパーは折りたたんで油に浸しておき、すぐ油をひけるよう卵焼き器の比較的近い位置に配置しておくといいでしょう。
3油を熱し、卵を焼いていきます
中火で熱した卵焼き器に、油を入れてよく熱します。キッチンペーパーで側面までまんべんなく油をなじませたら、余分な油を別の容器に移します。菜箸で卵液を卵焼き器に落として「ジュ!」と音がしたら、焼き始める合図です。溶いた卵を、卵焼き器の底面にうすく広がる程度の量を流し込みます。
4卵を巻いていきます
卵を巻くコツ
最初はしっかりと焼いてから巻いていきます。卵が焼けてくると気泡ができるので、菜箸で軽くたたいて気泡を取り、奥から手前に芯を作るように卵を巻いていきます。巻き終わったら卵焼き器の奥側に油をひいて、卵を奥に移動させ、手前側にも油をひいてから、次の卵液を加えていきます。
5卵焼き器に油をひきながら、
卵液を流し入れ巻いていきます
6 最後に卵を巻き上げたら火をとめ
30秒~1分ほど落ち着かせます
切る前に、まきす(無ければラップ)で巻いておくと、形も整います。食べやすい大きさに切って完成です。
だし巻き卵の限界へ!
だし巻き卵の最大の特徴と言えば、卵からじゅわっとあふれるだし汁です。卵と合わせるだしの量を増やせば、だしがたっぷり“だしだく”に!でもその反面、卵を巻く難易度も上がってしまいます。―――ならば、挑戦だ!キッコーマン メニュー開発グループが“だしだく”の限界に挑む!
さぁ、チャレンジ!
卵3個に、香り白だし大さじ1と水30mlを加えて!
だしの量によって卵の固まり具合も変わります。メニュー開発グループなら、さすがにこれは余裕でしょ・・・と思ったら!?
キッコーマン メニュー開発グループ
日夜キッコーマンで、おいしくてお手軽な料理を考えている人たち。トレードマークはオレンジのエプロン。だしのことならどーんとまかせろ!
おかずはもちろん、お弁当やおつまみにもぴったり!だし巻き卵をいろんな具材でアレンジして、もっと自由に楽しもう。きっとあなたにぴったりのだし巻き卵がみつかるはず!
まず、香り白だしの特徴について教えてください
商品開発本部 坂田 成矢
当社の白だしの最大の特徴は、なんといってもだし原料国産100%という点です。お客さまは白だしに、だしの旨みや風味を期待されていますので、とにかく原料には強いこだわりを持っています。力強いだしの旨みを感じ、そして華やかな鰹の香りが口いっぱいに広がる、白だしならではの「だし感」を味わっていただけるはずです。
また、白だしを「大さじや小さじで量って使用するシーンが多い」という声に応え、少量でも出しやすい「くびれプッシュボトル」を採用しています。とことん料理をする人に寄り添いたい、キッコーマンだけの特徴です。私の推しポイントですね。
香り白だしがだし巻きファンに
愛される理由は?
おかげ様で多くの方々に、香り白だしでだし巻き卵を作っていただいています。香り白だしは、だしの旨みや風味が口の中いっぱいに広がる、和食店や割烹を感じさせる味わいです。また、淡色仕立てなので、素材の色が活かされ彩りも美しく仕上がります。そのような上品なだし巻き卵をご家庭で簡単にお楽しみいただける、そこが多くのお客さまにご納得いただいている理由だと思います。
開発の際に、苦労された点は?
やはり、だしの「味」と「香り」、そして「色」のバランスですね。白だしは、だし巻き卵をはじめとして様々な料理に使われます。なので、どの料理にも合うような味わい、香り、色でなければなりませんでした。旨みと風味がひろがる「味わい」、調理した時に食欲をそそる華やかなだしの「香り」、食材を活かし料理を見栄えよく仕上げる「色」。その3つを満たす品質を目指しながら、特にだしのバランスを何日も何日もかけて研究しました。研究していく中で理想の味になかなかたどりつけないと思う時もありました。けれど、そんな時に立ち戻るのが家庭の料理の味でした。人に食べてもらって率直な感想を聞くことで、家庭で使ってもらう様子が目に浮かび、求める味に少しずつ近づくことができました。上品なだしの味と香り、料理の彩りをご家庭で楽しめる、そんな商品ができたと思っています。