今回のテーマは、主食やおかず、おやつにもなるお餅のアレンジレシピです。さまざまな調理法や味つけで、お餅をもっと楽しくおいしくいただけるレシピを選びました。お雑煮やおしるこなどいつもの食べ方に飽きたらぜひ試してみてください。
ベーコン餅グラタン
「手間がかかりそうなグラタンがあっという間に完成!だししょうゆと豆乳の風味にチーズがからみ、お子さんも大好きな味わいに。最後に焼き目をつけることで、香ばしさが加わりいっそうおいしくなります。ぜひチャレンジしてみてください」(大石さん)
みたらし餅
「調理時間3分のスピードレシピ。誰でも簡単につくれるので、夜の遅い時間にサッとつくっていただく、受験生のお夜食などにもおすすめです。しょうゆと砂糖の、甘じょっぱい味が魅力。そのまま食べるのはもちろん、海苔で巻いてもおいしいですよ」(大石さん)
もちピザ
「最初の工程、“餅の厚みを半分に切る”点に気をつければ、あとは簡単、カリッと香ばしく焼き上げればお餅がピザ生地に早変わり。フライパン1つで楽々つくれるのも魅力です。トッピング食材も応用がきくので、余ったおせちを乗せたりと、いろんなアレンジを楽しんで」(大石さん)
だしバタもち
「まさに、シンプルイズベストなお餅料理。レンチンしてだししょうゆとバターをかけるだけで、風味抜群の一品に仕上がります。唯一のコツは、お餅を水にくぐらせてから加熱すること。餅をまんべんなく柔らかくするために、この“水にくぐらせる”工程を忘れないでください」(大石さん)
大石 寿子さん
伝統料理を基本にした新料理、新調理法を提案。書籍や広告などで活動中。
伝統料理を基本にした新料理、新調理法を提案。書籍や広告などで活動中。
いかがでしたか?お餅は焼いたりお雑煮に入れるだけでなく、調理方法や味つけを変えることで、とてもバリエーション豊かなメニューに変身します。餅本来のおいしさを味わうだけでなく、事故防止のためにも、お餅は、じゅうぶん咀嚼して、味の変化を堪能してから飲み込んでくださいね。