カレーうどん

小麦粉で軽やかなとろみを、
焼きねぎで香ばしさを

うどんに絡むとろっとした汁がカレーうどんの特徴です。この特有のとろみは小麦粉や片栗粉を加えることで生まれます。片栗粉は短時間の煮込みで粘りのあるとろみがつくのが特徴。小麦粉は片栗粉に比べて煮る時間は少しかかりますが、キレのいい軽やかなとろみに仕上がります。今回は小麦粉を使って、軽やかなとろみのカレーうどんをつくります。とろみを強めたいときには小麦粉の量を増やしてください。

カレーうどんを味わい深く仕上げるコツは、豚肉とねぎをしっかり焼くことです。香ばしいねぎの香りや豚肉の脂の旨みがカレー汁に加わります。しっかりした和のカレー味を目指して簡単な「かえし」(つゆのもと)をつくって味のベースにします。「かえし」は、しょうゆとみりんと削り節を合わせてしっかり煮立てることでコク深い熟成感を出すことができます。

  • ●小麦粉でキレのいいとろみを出す
  • ●豚肉とねぎをしっかり焼く
  • ●しょうゆとみりんをしっかり煮立てる

この3つのポイントを押さえながら、調理していきましょう。それぞれの工程がなぜ必要なのか、理由も解説していきます。

材料・2人分

  • うどん(冷凍)…2玉
  • 豚薄切り肉…150g
  • ねぎ…1本
  • サラダ油…大さじ1
  • 〈A〉麺つゆ
    • マンジョウ 米麹こだわり仕込み 本みりん…1/3カップ
    • キッコーマン 特選 丸大豆しょうゆ…1/4カップ
    • 削り節(花かつお)…15g
    • 水…3カップ
  • 〈B〉カレールウ
    • 小麦粉…大さじ2~3
    • カレー粉…大さじ1

つくり方

1. 麺つゆをつくる

小鍋に〈A〉のみりん、しょうゆを入れて中火にかけ1分程煮立てる。分量の水のうち1カップを加え、煮立てる。火を止めて削り節を入れ、削り節が落ちるまで約2分待ってからキッチンペーパーを広げたざるで濾す。鍋に戻して、残りの水2カップを加える。

「かえし」をつくって水で薄めて麺つゆに

しょうゆとみりんを長めに煮立てることで、みりんのアルコール分が飛び、熟成感と深みが出ます。削り節に水分を吸われてしまうため、先に少し水を加えます。削り節を入れる前に十分に煮立て、濃厚なうまみと香りを引き出します。濾すときは軽くキッチンペーパーで押さえるくらいがコツです。出来上がった「かえし」に水を加え調節したら、麺つゆの完成です。

2. 具材を切る

ねぎは幅1cmの斜め切りにする。豚肉は半分に切る。

切り方や大きさにも理由があります

ねぎはカレー汁と絡みやすいよう斜めに切ります。豚肉は焼いた香ばしさを生かすため、大きめに。

3. カレールウをつくる

〈B〉を合わせ、麺つゆ(大さじ4)を加えて、よく練る。

麺つゆは必ず粗熱を取ってから加えます

小麦粉とカレー粉は軽く合わせておけば十分です。熱い水分で溶くと小麦粉に火が通って粘りが出るので、麺つゆは必ず粗熱が取れてから加えます。なめらかになるまでよく練り混ぜます。小麦粉大さじ2だとゆるいとろみ、大さじ3にするとどろっとしっかりしたとろみになります。

4. 豚肉、ねぎを焼く

フライパンに油を熱し、豚肉とねぎを広げる。弱めの中火で2分焼き、1分炒める。

「焼く」と「炒める」は違います

豚肉とねぎを重ならないようにざっと広げて並べます。はじめの2分はさわらずに「焼く」ことで、焼き目と香ばしさを付けるとともに、豚肉からは脂を引き出しだします。ここで脂を出しておくと煮たときにアクが出にくくなります。豚の脂をねぎにもまとわせるようにして「炒め」ます。具材に大体火が通ったくらいで炒め終えます。

5. カレー汁をつくる

麺つゆを加えて中火で煮立てる。火を止めるてカレールウを少しずつ混ぜながら加える。再び中火で約2分煮る。

カレールウを入れる前に火を止めます

小麦粉は熱が入るととろみがでてきます。熱々の汁にルウを入れてしまうと、加えた先からとろみが出てむらができてしまうため、一度火を止めてから加えます。汁になじませるように混ぜ、すべて混ざったら再び火をつけ、へらで全体を混ぜながら煮てゆるいとろみがついてきたら、さらに2分ほど煮ます。小麦粉に十分熱が入り、粉っぽさもなくなります。

6. うどんをゆでる

うどんはたっぷりの熱湯でゆで、ざるにあげ、ゆで湯をきり、器に盛る(電子レンジ加熱でも良い)。カレー汁をかける。

鍋底にうどんがくっつかないように

冷凍うどんをほぐすようにゆらすと、うどんが鍋底にくっつきません。カレー汁が薄まらないよう、ゆで湯をしっかりきってから盛ります。

(1人分熱量635kcal/塩分3.3g/調理時間約20分)※栄養計算値はつゆを60%摂取した場合の値。

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ヘルシーポイント

小麦粉の量を増やしてとろみをつけて食べ応えを出し、うどんの量を減らせばヘルシーに。カレー汁は飲み干さず、おじやなどにして翌日へまわしてカロリーシェアも。

料理/小田真規子 撮影/高杉 純 文/峯田亜季 デザイン・コーディング/高橋裕子・長瀬佳奈江(Concent, Inc.)編集担当/杉森一広(キッコーマン)
※商品情報は本ページ公開時のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2024年3月12日