あじ

6~8月

真あじの新鮮なものは、たたきや刺し身、酢の物に。塩焼き、フライ、煮物、つみれにしてもおいしい。むろあじは、主に干物、しまあじは刺し身に、小あじはから揚げにして甘酢漬けや南蛮漬けに。

栄養

たんぱく質、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸(EPA)を含みます。真あじのエキス分にはアラニン、グリシン、グルタミン酸などの遊離アミノ酸が多く含まれ、これらのエキス成分と脂肪が混ざり、独特のうま味があります。

目利き・保存

目が澄み、身に光沢とはりがあるものが新鮮です。魚はわたをつけておくと鮮度が落ちてしまいます。すぐ調理にかからないときも、買ったらすぐえらやわたを取り除いておきましょう。

調理のヒント

真あじの新鮮なものはたたきや刺し身、酢の物に。塩焼き、フライ、煮物、つみれにしてもおいしい。むろあじは、主に干物、しまあじは刺し身に、小あじはから揚げにして甘酢漬けや南蛮漬けに。

チェックポイント

三枚におろす

うろこを取る

まな板の上に新聞紙を敷いてあじを置く。尾から頭に向けて包丁の先を動かしてうろこをこそげ取る。

ぜいごを取る

尾の方から包丁の先を入れて、かたいぜいごをそぎ取る。反対側も同様にして取る。

頭を切り落とす

胸びれのつけ根のところに包丁をおき、頭の先の方に向けて斜めに刃を入れる。真ん中くらいのところまで入れたら、あじを返して、逆側からも同様に包丁を入れて頭を切り落とす。

腹わたを出す

腹に包丁の先を入れて尻びれあたりまで浅く切り目を入れ、腹を開いて内臓をかき出す。ここで内臓などを新聞で包んで捨て、あじは水洗いして水気を拭く。

二枚おろしにする

背側から中骨にさわるあたりまで包丁を入れ、頭の方に包丁をスライドさせていく。あじを置き換えて腹側からも同様に包丁を入れる。最後に尾の方から包丁を入れ、中骨の上をスライドさせて完全に上身を切り離す。これで二枚おろし完了。

三枚おろしにする

二枚におろしたあじの骨側を下にし、背側から包丁を中骨にさわるあたりまで入れ、尾側に包丁をスライドさせて切り目を入れる。あじを返して腹側からも同様に包丁を入れて切り目を入れる。尾のつけ根のところに包丁を入れて中骨の上をスライドさせて、身を中骨から切り離す。これで三枚おろし完了。

腹骨を取る

包丁をねかせるようにして、腹骨をそぎ取る。

小骨を抜く

半身の真ん中のあたりにある小骨を抜く。尾の方から頭の方にむけて引き抜くとスッと抜ける。抜き残しがないように指でさわりながら作業する。

皮をはぐ

頭の方の切り口の皮をとっかかりにして、尾側に向けて皮をはぎ取る。

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