いわし

旬ほぼ1年中出まわっていますが、8~10月が脂がのっておいしい。節分にちなんで、2月上旬ごろに店頭に並ぶことも多い。
新鮮なものは、刺し身、すしだねに。
酢の物、煮物、焼き物、揚げ物など、幅広く使えます。
- 栄養
-
真いわしの脂は血液凝固を抑制して、血管系の病気の予防に効果があるといわれるエイコサペンタエン酸(EPA)や、脳を活性化するドコサヘキサエン酸(DHA)を豊富に含みます。
- 目利き・保存
-
うろこが多くつき、腹がしっかりしているものを。いたみやすいので、すぐにわたを出し、冷蔵庫で保存。早めに調理します。
- 調理のヒント
-
新鮮なものは、刺し身、すしだねに。酢の物、煮物、焼き物、揚げ物など、幅広く使えます。
チェックポイント
手開きする
うろこを取る

まな板の上に新聞紙を敷いていわしを置き、尾から頭に向けて包丁の先を動かして、うろこを取る。
頭を切り落とす

胸びれのつけ根のところから包丁を入れて頭を一気に切り落とす。
腹わたを出す


頭の方から尻びれのあたりまでの腹の端を包丁で切り落とす。腹を開いて包丁で腹わたをかき出す。
指で開いていく


ここで内臓などを新聞で包んで捨てる。いわしは水洗いし、表面とおなかの中をふき取る。頭の方の中骨の脇に親指を入れ、背中近くまで押し込んだら、背骨の上をそうようにして尾の方に指をスライドさせ開いていく。
中骨を取る


尾のつけ根の中骨を指で折り、そのまま骨を頭の方に向かってはがし取っていく。
腹骨を取る


包丁をねかせるようにして腹骨をそぎ取る。これで手開き完了。