にんにく

新にんにくは5~8月に出まわります。貯蔵品は通年。にんにくの芽(茎にんにく)は、冬から春が旬です。専用の品種のものは、1年中出まわります。

和風、洋風、中華、エスニックとさまざまな料理に利用できます。にんにくの芽は炒め物、焼き物がおすすめです。

栄養

にんにく独特のにおいと辛みは、アリシン(硫化アリルのひとつ)によるものです。アリシンは、ビタミンB1と結合して、糖質をエネルギーに変えるのを助け、疲労回復や滋養強壮効果をうみます。アリシンなどの硫黄化合物には殺菌効果があり、また抗酸化作用もあるのでガン予防も期待できます。にんにくの芽はにおいがやわらかく、カロテン、食物繊維、ビタミンB1が含まれています。

目利き・保存

にんにく(貯蔵品)は持ったときにずしりと重く、粒が大きくてかたいものが良品です。芽が出ているものは避けましょう。新にんにくは、薄皮が白くてはりがあり、みずみずしいものを。にんにくの芽は、茎がやわらかく、弾力性のあるものを選びましょう。にんにくの芽は野菜保存袋に入れて、冷蔵庫で保存し、早めに食べきります。

調理のヒント

にんにくの香りは食欲を増進させ、食べ物のくさみを消します。和風、洋風、中華、エスニックとさまざまな料理に利用できます。刺激が強いので、食べ過ぎに注意しましょう。にんにくの芽は炒め物、焼き物がおすすめです。
チェックポイント

にんにくをつぶす

薄皮をむき、縦半分に切る。安定がいいように切り口を下にし、平らなものをあてて、体重をのせてつぶす。包丁の腹を使ってもよいが、木べらの方が滑らず、安心して作業ができる。

にんにくの切り方についてはこちら

にんにくの薄切り

薄皮をむき、端から薄く切っていく。にんにくの場合、芯があるので縦半分に切って包丁の刃元で芯を取ってから薄切りにする。

にんにくのみじん切り

薄皮をむいて縦半分に切り、芯を取る。切り口を下にして置き、根元を切らないようにして薄切りにする。包丁を寝かせて横に2~3本切れ目を入れ、端から切っていく。

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