食材
にんにく・にんにくの芽

- 旬
- 新にんにくは5~8月に出まわります。貯蔵品は通年。にんにくの芽(茎にんにく)は、冬から春が旬です。専用の品種のものは、1年中出まわります。
栄養
にんにく独特のにおいと辛みは、アリシン(硫化アリルのひとつ)によるものです。アリシンは、ビタミンB1と結合して、糖質をエネルギーに変えるのを助け、疲労回復や滋養強壮効果をうみます。アリシンなどの硫黄化合物には殺菌効果があり、また抗酸化作用もあるのでガン予防も期待できます。にんにくの芽はにおいがやわらかく、カロテン、食物繊維、ビタミンB1が含まれています。
目利き・保存
にんにく(貯蔵品)は持ったときにずしりと重く、粒が大きくてかたいものが良品です。芽が出ているものは避けましょう。新にんにくは、薄皮が白くてはりがあり、みずみずしいものを。にんにくの芽は、茎がやわらかく、弾力性のあるものを選びましょう。にんにくの芽は野菜保存袋に入れて、冷蔵庫で保存し、早めに食べきります。
調理のヒント
にんにくの香りは食欲を増進させ、食べ物のくさみを消します。和風、洋風、中華、エスニックとさまざまな料理に利用できます。刺激が強いので、食べ過ぎに注意しましょう。にんにくの芽は炒め物、焼き物がおすすめです。
チェックポイント
にんにくをつぶす
にんにくの薄切り
にんにくのみじん切り

「にんにくしょうゆ」のつくり方
- 【材料】
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にんにく1個 キッコーマン特選丸大豆しょうゆ適量
- 【つくり方】
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- 1
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にんにくは薄皮をむき、水洗いして水気をふきとり、消毒した保存びんに詰める。
- 2
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(1)に、ひたひたになるくらいまでしょうゆを注ぐ。
- ※
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2~3週間でおいしい「にんにくしょうゆ」のできあがりです。チャーハンなどの炒め物や焼肉、ラーメンなどの香りづけに。しっかりと味のしみたにんにくは刻んで料理に加えても、そのまま食べてもおいしい。
