食材
ピーマン

- 旬
- 6~8月。
唐辛子を品種改良し、食べやすくしたのがピーマンです。緑色のピーマンは未熟なうちに収穫したもので、完熟すると赤くなります。熱帯アメリカの原産で、日本には16世紀ごろに伝わりました。広く一般に定着したのは第二次世界大戦後です。
栄養
ビタミンC、カロテンを多く含んでいます。ピーマン100g中のビタミンC含有量は約80mgです。中ぐらいの大きさのピーマン4個で、1日に必要なビタミンCがとれるといわれています。
目利き・保存
色が濃くて、肉厚でやわらかいものが良品。皮にしわがよっているものは避けましょう。野菜保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。比較的日持ちがよく、10日程度は保存できます。切り口からいたんでくるので、1個を使いきるようにしましょう。
調理のヒント
サラダやマリネなど、生で食べられます。一方、炒めたり、煮たりすると、かさが減り、たくさん食べることができます。ピーマンのビタミンCは、加熱調理による損失が少なく、油とともに調理すればカロテンの吸収がよくなります。
チェックポイント
ピーマンの種を取る
ピーマンの細切り
ピーマンの乱切り

ピーマンの昔煮
ピーマンを甘辛しょうゆ味の煮汁で、くたっとなるまで煮たものです。味がしみたピーマンはやわらかく、ごはんによくあいます。