こんにゃく類
ちぎったり、包丁で切り目を入れると味がよくしみます。煮物、炒め煮などに
- 栄養
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こんにゃくは昔から「おなかの砂おろし」といわれてきました。こんにゃくは食物繊維が豊富なので、腸のはたらきを活発にし、体内の老廃物を外に出すはたらきがあります。コレステロールを下げ、生活習慣病を予防する効果も期待できます。ヘルシーなローカロリー食品です。
- 目利き・保存
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古くなったこんにゃくは水分が抜け、表面が突っ張ったようになり、全体にかたくなります。さわって適度に弾力があり、やわらか過ぎないもの、食べた時シコシコとした食感があり、煮たときに小さくなり過ぎないものが良品です。水を張った密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存し、早めに使いきります。
- 調理のヒント
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特有のくさみがあるので、下ゆでしたり、からいりしてから使います。手でちぎったり、包丁で切り目を入れると、味がよくしみます。煮物、炒め煮などに。すき焼きには欠かせません。
チェックポイント
スプーンでひと口大に切る
包丁で切るよりも切り口が粗いので味がしみやすい。手でちぎってもよい。
塩でもむ
こんにゃく独特のくさみを取るために塩でもむ。大判のこんにゃく1枚に対して塩大さじ1程度が目安。さっと水洗いして水気を拭く。
下ゆでする
沸騰した湯にこんにゃくを入れてゆでると、こんにゃくのくさみが抜け、また、味もしみやすく、歯応えもよくなる。ゆで時間は、再び煮立ってから2~3分くらい。ゆですぎるとかたくなってしまう。