トマト・ミニトマト

6~9月

生はもちろん、煮込んだり、焼いたりしても。うまみ成分であるグルタミン酸を含むので、スープやソースに使うと、味を引き立ててくれます

栄養

年を通じて、さまざまな品種が店頭に並びます。100g当たり19kcalと低カロリー。鮮やかな赤い色は、リコピンという色素によるものです。リコピンは、ガンや動脈硬化症などの生活習慣病予防に効果が高いと、注目されている成分で、抗酸化作用の数値はβカロテンの2倍ほどもあります。また、ビタミンCも多く含んでいます。トマトは生でたくさん食べられるので、ビタミンCを効率よく摂ることができます。

目利き・保存

へたがしおれたり、黒ずんでいないもの、丸みがあり、割れていないものを選びましょう。低温保存すると味が落ちるので、夏場以外は常温で保存します。

調理のヒント

生はもちろん、煮込んだり、焼いたりしても。うまみ成分であるグルタミン酸を含むので、スープやソースに使うと、味を引き立ててくれます。パスタなど、イタリア料理には、イタリア産の赤く、細長い種類がおすすめ。

チェックポイント

皮をむく(湯むきをする、焼いてむく)

トマトの皮は包丁ではむきにくいので、熱を利用してむく。
「湯むき」はトマトを熱湯につけてむく方法。中央に浅く十文字で切り目を入れて熱湯につけると、その切り目の皮がはじけてくる。湯から引き上げて冷水に取り、はじけた皮を手でむく。
もうひとつは焼いてむく方法がある。トマトのへたのところにフォークを刺して火にかざす。皮がはじけるので、そこから手でむく。1~2個の皮をむく時は湯を沸かす時間が短縮できる。

トマトの切り方についてはこちら

種を取る

横半分に切って、種を指でほじくり出す。

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トマトの輪切り

包丁の先でへたをぐるりとくり抜く。端から一定の幅で切っていく。

トマトのくし形切り

縦半分に切ってから包丁をVの字に入れてへたを取る。
切り口の中央から包丁を入れて等分に切っていく。

トマトのザク切り

へたを包丁の先でぐるりとくり抜き、横半分に切る。幅1~1.5cmで縦、横に切る。種を取る場合は横半分に切った時点で指でほり出して取るとよい。

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