しょうが

旬6~7月に収獲したばかりのものを新しょうがと呼び、貯蔵して翌年出回るものを、ひねしょうがといいます。根茎が小指大に育ったときに、葉をつけたまま売られるのが葉しょうがで、「谷中しょうが」「ツバメしょうが」があります。
春しょうがは生でもおいしいので、せん切りにして水にさらしてサラダに。秋から冬のしょうがは煮込みに
しょうがの辛み成分ジンゲロンは、体に適度の刺激を与え、胃液の分泌をさかんにし、食欲を増進させ、消化機能を高めます。また血液循環をよくし、発汗を促す作用もあります。そのほか殺菌作用、におい消し作用もあります。
目利き・保存
表面に傷がなく、つやとはりがあるものを選びましょう。乾燥しないように野菜保存袋などに入れて、冷蔵庫で保存します。
調理のヒント
さわやかな辛みの新しょうがは、甘酢漬けやスライスして生食に。ひねしょうがはおろしたり刻んだりして、鍋物、すし、魚料理のたれや薬味に。煮物に加えると、くさみを消す効果も期待できます。葉しょうがは、刺し身のつまや酒の肴に。
チェックポイント
しょうが汁をしぼる
しょうがのみじん切り




皮をむいて薄切りにし、少しずつずらして重ね、端から細く切る(せん切り)。さらに端から直角に細かく切っていく。