あさり
旬3~5月、9~10月
殻つきは酒蒸しや汁物、炒め物に。
むき身は、炊き込みご飯、パスタ、煮物などに
- 栄養
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ビタミンB2、カルシウム、鉄が豊富で、たんぱく質は魚肉の半分ほどで、低脂肪です。うま味成分が多いので、よいだしが出ます。
- 目利き・保存
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殻をかたく閉じていて、塩水につけると水管を出すものが新鮮です。また、殻がふっくらとしているものは、身も太っていておいしい。むき身はつやと弾力があるものを選びましょう。冷蔵庫で保存し、早めに使いきります。
- 調理のヒント
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殻つきは酒蒸しや汁物、炒め物に。むき身は、炊き込みご飯、煮物などにも便利です。市販品は砂抜きしてあるものが多いのですが、時間があれば海水よりややうすめの塩水(濃度2~3%)につけ、冷暗所に2~3時間おきましょう。水が多すぎても、塩分が強すぎても貝が死ぬので注意しましょう。
チェックポイント
砂出しをする(あさりは海水、しじみは真水)
「砂出し済み」と書いてあっても、念のためもう1度砂を出しておくと安心。生息していた環境にほぼ合わせることがポイント。あさりの場合は海水よりも少し薄めの塩水につけ(2%くらい。3%にすると塩味がついてしまう)、しじみは真水につける。どちらもバットなどに広げるようにして入れ、塩水または水をひたひたに入れる。暗い方が砂を吐き出しやすいので、新聞紙などでおおって最低30分~1時間おく。夏は冷蔵庫においた方が安心。
殻をこすり合わせて洗う
貝の殻は意外に汚れがついているので、水の中で殻と殻をこすり合わせるようにして洗う。