野菜ステーキレシピ★
大根、ズッキーニ、
なすが大活躍!

もっと野菜が食べた~い! そんな声にお答えして、野菜のおいしさがそのまま味わえる「野菜のステーキ」をご紹介します。具材入りのソースをかければ、味わいが増し、ボリューム感のあるステーキに。こんがり香ばしくなるまで焼くのが、おいしさのポイント。野菜の魅力を再発見しちゃいましょう!
びよ~んと伸びる
切り方が決め手の
「大根ステーキ」
大根ステーキ 青ねぎベーコンソース
大根に味がよくしみているから、ペロッといけちゃいます!

まずは大根の切り方にご注目。輪切りにした大根の両面に切り込みを入れると……、アコーディオンのように伸びるユニークな形状に! すべての切り込みにソースが入るから、どこを食べても味がしみしみ。こんなステーキなら、毎日でも食べた~い!
材料(2人分)
- 大根
- 8cm(約300g)
- ベーコン
- 2枚(約30g)
- オリーブオイル
- 大さじ1
- (A)
-
- 青ねぎ(小口切り)
- 4本分
- キッコーマン 濃いだし本つゆ
- 大さじ1
- 酢
- 小さじ1
- 黒こしょう(粗びき)
- 少々
つくり方
- 大根は2cm厚さに切って皮をむく。まな板に大根をおいて割り箸で上下をはさみ、割り箸に当たるところまで3mm間隔で切り込みを入れる。裏返して30〜40度回転し、同様に切り込みを入れる。耐熱皿にのせてラップをかけ、電子レンジ(600W)で5分ほど加熱する。ベーコンは細切りにする。(A)は混ぜ合わせる。
- フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、大根を並べる。焼き色がつくまで3分ほど焼き、上下を返して片側に寄せる。空いたところにベーコンを加えてさっと炒め、ふたをして弱火で3分ほど焼く。
- (2)の大根を取り出し、器に盛る。ベーコンは脂ごと(A)に加えて混ぜ、大根にかける。
(1人分●kcal、塩分●g)


大根を下まで切り落とさないように、割り箸をストッパーに使います。裏側を切るときは、30~40度回転させてから包丁を入れて。
青じそ香る
和風タルタルをかけた
「ズッキーニのステーキ」
ズッキーニステーキ 和風タルタルソース
ざくざく食感のタルタルソースで、大満足の食べごたえに。

ズッキーニを縦半分に切って焼くだけで、ごちそう感のあるステーキに。こんがりと焼いたら生しょうゆ&酒を回しかけ、香ばしさをプラスしましょう。タルタルソースに青じそと本つゆを加えて和テイストにすることで、ご飯のおかずにもおつまみにもなる一品になります。
材料(2人分)
- ズッキーニ
- 1本(約200g)
- オリーブオイル
- 小さじ2
- (A)
-
- キッコーマンいつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ
- 小さじ1
- マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
- 小さじ1
- (B)
-
- ゆで卵(みじん切り)
- 1個分
- 青じそ(みじん切り)
- 4枚分
- 玉ねぎ(みじん切り)
- 大さじ1
- マヨネーズ
- 大さじ2
- キッコーマン 濃いだし本つゆ
- 小さじ1
つくり方
- ズッキーニはへたを切って縦半分に切り、切り口に1cm間隔で格子状に浅く切り込みを入れる。(A)、(B)はそれぞれ混ぜ合わせる。
- フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、ズッキーニを切り口を下にして並べる。3分ほど焼いて裏返し、ふたをして弱火で5分ほど焼く。
- (A)を回し入れて全体にからめ、器に盛り、(B)をかける。
(1人分●kcal、塩分●g)


ズッキーニに格子状の切り込みを入れることで、火の通りがよくなり、調味料もしっかりしみ込みます。
とろりとやわらかな
食感がやみつきになる
「なすステーキ」
なすステーキ じゃこしょうがソース
生ぽんずに薬味をたっぷり加えたソースがさわやか!

とろけるような口当たりのなすにかけるのは、香りのいいじゃこソース。しょうが、ねぎだけでなく、きゅうりのみじん切りをプラスすると、食感が抜群によくなるんです。生ぽんずがベースだから、油で焼いたなすと相性抜群。家にある材料ですぐに作れちゃいますよ。
材料(2人分)
- なす
- 2本(約200g)
- オリーブオイル
- 大さじ2
- (A)
-
- ちりめんじゃこ
- 10g
- しょうが(みじん切り)
- 1片分
- ねぎ(みじん切り)
- 1/4本分
- きゅうり(みじん切り)
- 1/4本分
- キッコーマンしぼりたて生ぽんず
- 大さじ2
つくり方
- なすはへたを切って縦半分に切り、切り口に1cm間隔で斜めに浅く切り込みを入れる。(A)は混ぜ合わせる。
- フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、なすを切り口を下にして並べる。3分ほど焼いて裏返し、ふたをして弱火で5分ほど焼く。器に盛り、(A)をかける。
(1人分●kcal、塩分●g)


斜めに浅く切り込みを入れることで、中までしっかり火が通り、なすがとろっとろになります。

教えてくれた人 髙山かづえさん
料理研究家。ワインソムリエ。書籍、雑誌、広告を中心に活躍中。デイリーなおかずからお酒がすすむおつまみまで、親しみやすいレシピを幅広く提案し、活躍中。すぐにまねしたくなるような、ほめられる盛りつけにも定評がある。
インスタグラムID @kazuetakayama
撮影/柿崎真子 スタイリング/深川あさり 取材・文/川端浩湖
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2025年6月23日
ホームクッキング編集担当より
野菜のステーキ、調味料と野菜のうまみをしっかり楽しめておすすめです。これがまたワインにあうんですよね。撮影では単に野菜を焼いただけなのに、切り方を工夫したり、盛りつけるときにソースをきれいにのせたり……ちょっと気をつかうだけで料理がぐっと素敵になることに驚きました。(編集長・杉森)