「豆腐」で吉田愛さんの
おつまみおかずレシピ★
人気のアイデアアレンジ!
くせのない味わいの「豆腐」は、そのままでも立派なおつまみになりますが、工夫次第でさらにおいしく変化します。「私のイチオシはザーサイパクチー白あえ。つぶして混ぜるだけなので、本当によくつくります。どのメニューもお酒がすすむように、味にアクセントをつけるのがポイントです」と吉田愛さん。アレンジを加えた豆腐料理で、一杯いかがですか?
口の中でとろける、
豆腐のふわふわ焼き
豆腐とえびのふわふわ焼き
やさしくふわっとした口当たりに、思わず顔がほころびます。
腰を落ち着けてじっくり飲みたいときは、豆腐のやわらかな食感を生かしたふわふわ焼きがおすすめ。プリッとしたえび、香りのいい三つ葉がアクセントになり、口当たりの良さを引き立てます。ポリ袋に材料を入れてもみ混ぜるだけで、意外と簡単にできるところもうれしい!
材料(2人分)
- 絹ごし豆腐
- 1/2丁(約150g)
- えび(殻つき)
- 100g
- 三つ葉
- 6~7本
- はんぺん
- 1枚
- サラダ油
- 大さじ2
- キッコーマンしぼりたて生ぽんず
- 適量
- (A)
-
- 片栗粉
- 大さじ3
- キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
- 小さじ1
- 塩
- 少々
つくり方
- 豆腐は厚みを半分に切り、厚手のペーパータオルで包んで10分ほどおき、手で握るようにして水けを絞る。えびはあれば竹串で背わたを取り除き、殻をむいて尾を取り、1㎝幅に切る。三つ葉は2㎝幅に切る。
- 厚手のポリ袋に豆腐とはんぺんを入れてよくもみ、(A)を加えてさらにもみ混ぜ、えび、三つ葉を加えて均一に混ぜる。手に水をつけ、1/6量ずつ平たい丸形にする。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、(2)を並べる。焼き色がつくまで、両面を2~3分ずつ焼く。器に盛り、生ぽんずをかけて食べる。
(1人分287kcal、塩分1.9g)
ポリ袋を使うと、たねをもみ混ぜやすく、後片づけもラクチン。
パクチー好きにはたまらない、
白あえのニューフェイス
ザーサイパクチー白和え
ほろ苦いパクチーに豆腐がからみ、ザーサイのうまみが引き立てる!
手をかけているように見えて、実はさっと簡単につくれる、進化系・白和え。豆腐は水きりした後、なめらかになるまでつぶせば、あとは具材を入れて混ぜるだけ。パクチーの香りと、ザーサイ、しらすのうまみが加わると、おつまみにぴったりの一品になりますよ。
材料(2人分)
- 木綿豆腐
- 1/2丁(約150g)
- パクチー
- 1/4束(約20g)
- ザーサイ(味つけ)
- 10g
- しらす干し
- 15g
- 塩
- 少々
- こしょう
- 少々
- ラー油
- 適量
- (A)
-
- 白すりごま
- 大さじ1
- ごま油
- 大さじ1/2
- キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
- 小さじ1/2
つくり方
- 豆腐は厚みを半分に切り、厚手のペーパータオルに包んで10分ほどおき、手でにぎるようにして水けを絞る。ボウルに入れ、ゴムベラでなめらかになるまでつぶす。
- パクチーは2㎝幅に切る。ザーサイは粗みじんに切る。
- (1)に(A)を加えて混ぜ、(2)としらすを加えてざっくりと和え、塩、こしょうで味を調える。器に盛り、ラー油をかける。
(1人分97kcal、塩分1.2g)
豆腐は口当たりがよくなるように、ゴムべらでなめらかになるまでつぶして。
鶏のうまみとだしで味わう、
絶品湯豆腐
鶏豆腐
白だしをしっかり効かせると、お酒に合う一品に。
豆腐のおいしさを味わえる湯豆腐に、うまみのある鶏肉をプラス。さらに、白だしを効かせた煮汁で煮ることで、お酒がすすむ豆腐料理になります。豆腐はやわらかい食感が命なので、火を入れすぎないように気をつけて。
材料(2人分)
- 木綿豆腐
- 1丁(約300g)
- 鶏もも肉
- 小1枚(約200g)
- 青ねぎ(小口切り)
- 適量
- すだち(半分に切る)
- 適量
- (A)
-
- 水
- 1と1/2カップ
- キッコーマン 旨みひろがる 香り白だし
- 大さじ3
つくり方
- 鶏肉は余分な脂と筋を取り除き、小さめの一口大に切る。豆腐は6等分に切る。
- 鍋に(A)を入れて強めの中火にかけ、煮立ったら鶏肉を入れてふたをし、弱めの中火で3分ほど煮る。豆腐を加え、さらに3分ほど煮る。味をみて足りなければ塩少々(分量外)で調える。
- 器に盛り、青ねぎをふってすだちを絞る。
(1人分331kcal、塩分2.6g)
豆腐は長く煮すぎると水分が抜けて固くなるので、温まる程度でOKです。
教えてくれた人 吉田愛さん
料理家、唎酒師。料理人だった祖父の近くで幼い頃から料理に親しむ。東京の日本料理店にて板前として働いた後、京都での修行経験などを交え、より本格的に和食を学ぶ。本格和食から簡単に作れる和テイストのおつまみまで幅広く提案。作りやすくておいしい和食のレシピに定評がある。
インスタグラムID @ai2ueo
撮影/キッチンミノル スタイリング/駒井京子 熱量・塩分計算/宮坂早智 取材・文/川端浩湖
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2024年11月19日
ホームクッキング編集担当より
「あ、冷蔵庫に豆腐あったな」という方、今回の吉田さんの豆腐レシピをぜひ試してみてください。どれも豆腐のやさしい味わいを生かしているのに、ほどよく新鮮。酒のつまみはもちろん、おかずにももってこいです。ザーサイパクチー白和え、個人的に推します!(編集長・杉森)