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「鶏手羽先」で吉田愛さんの
おつまみおかずレシピ★
かぶりつきたくなる人気の味!

うまみの濃い「鶏手羽先」は、お酒との相性も抜群。「手羽先はどんな風に調理しても、いいおつまみになるんです」と語る吉田愛さんは、煮たり焼いたりさまざまな食べ方で、手羽先を楽しむそう。お手ごろ価格で食べごたがあるのもうれしいところ。さっそく今夜のおつまみにいかがですか?

肉だねがみっちり入った、
鶏手羽餃子

鶏手羽餃子

なんとも欲張りな味わいとボリューム。骨なしだからガブリといけます!

写真

手羽先と餃子のいいところがドッキングした夢のコラボメニュー。手羽先は骨を抜き取り、袋状になったところに餃子のたねを詰めてカリッと焼きます。生ぽんずをかければ、ほどよくさっぱりとした味わいに。ビール片手にさあ、いただきましょう!

材料(2人分)

鶏手羽先
6本
少々
サラダ油
大さじ1/2
キッコーマン しぼりたて生ぽんず
適量
(A)
豚ひき肉
80g
ねぎ(みじん切り)
1/3本(約30g)
キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ
大さじ1/2
マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
小さじ1
片栗粉
小さじ1
しょうが(すりおろし)
小さじ1/2
黒こしょう(粗びき)
適量

つくり方

1
手羽先は関節を折り、端にある2本の骨の間をキッチンばさみで切る。骨についている肉をはさみで切り離し、骨を1本ずつ抜き出す。
2
ボウルに(A)を入れ、粘りけが出るまで練り混ぜ、6等分に分ける。(1)に肉だねを詰め込み、表面に塩をふる。
3
フライパンにサラダ油を中火で熱し、(2)を皮目を下にして並べて、ふたをしてこんがりと焼き色がつくまで3~4分蒸し焼きにする。上下を返し、再び3分ほど蒸し焼きにする。器に盛り、生ぽんずをかけて食べる。

(1人分345kcal、塩分1.7g)

Point

焼いている間にたねが出てこないように、奥までしっかりと押し込んで。

すっきりとした
甘さが魅力の、
手羽先の梅酒煮

手羽先のしょうが梅酒煮

梅酒のまろやかな甘さが手羽先にしみ込み、お酒に合う仕上がりに。

写真

しょうがと梅酒、しょうゆで煮た手羽先は、甘辛い煮物とはひと味違う大人の味わい。煮ている間に手羽先からうまみがたっぷり出て、ゆで卵もとびきりのおいしさになります。手羽先に切り込みを入れておけば、骨から身がするっと外れて、食べやすくなりますよ。

材料(2人分)

鶏手羽先
6本
ゆで卵
2個
小松菜(塩ゆでしたもの)
1/2わ分
(A)
しょうが(薄切り)
1片分
3/4カップ
梅酒
大さじ4
キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ
大さじ1と1/2

つくり方

1
手羽先は皮目の反対側に骨にそって切り込みを2本入れる。
2
フライパンに(A)を入れて強めの中火にかけ、煮立ったら(1)を加え、再び煮立ったらふたをして、弱めの中火で10分ほど煮る(途中で一度上下を返す)。
3
ふたを取って強めの中火にし、ゆで卵を加える。煮汁が少なくなり、照りが出るまで2~3分煮からめる。器に盛り、小松菜を添える。

(1人分315kcal、塩分2.1g)

Point

骨にそって2本切り込みを入れると、味がしっかりしみ込み、身離れもよくなります。

香りのいいたれをからめた、
やみつき手羽先

やみつき香味手羽先

手羽先のうまみ×香味だれで、お酒がすすむこと間違いなし!

写真

にら&ねぎがたっぷり入った香味だれは、「この味、最高!」と思わずうなってしまうおいしさ。手羽先は脂を拭きながら焼いて、カリッと仕上げるポイントです。焼き上がったら、すぐにたれをからめて食卓へ。ご飯にもよ~く合います♪

材料(2人分)

鶏手羽先
6本
にら
30g
ねぎ
5㎝
サラダ油
小さじ1
(A)
しょうが(すりおろし)
小さじ1/2
にんにく(すりおろし)
小さじ1/4
キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ
大さじ1
大さじ1/2
ごま油
大さじ1/2
砂糖
小さじ1/2
一味唐辛子
少々

つくり方

1
手羽先は皮目の反対側に骨にそって切り込みを2本入れる。
2
にらは5㎜幅、ねぎはみじん切りにしてボウルに入れ、(A)を加えて混ぜ合わせる。
3
フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)を皮目を下にして入れ、出てきた脂をペーパータオルで拭き取りながら、こんがりと焼き色がつくまで5~6分焼き、上下を返してさらに5分ほど焼く。(2)に加えてよく混ぜ合わせる。

(1人分273kcal、塩分1.3g)

Point

手羽先が熱いうちにたれをからめると、味が中までしっかりしみ込みます。

ホームクッキング編集担当より

うまみも出るし、コスパもいいしし、ということで魅力たっぷりの手羽。でもレシピのバリエーションが思いつかないというご意見、聞いたことがあります。今回吉田さんに教えてもらったようなひと工夫で、手羽独特の形もますます魅力になってきますね。気取らずに手で持ってがぶりと食べたときに広がるうまさ、格別です。(編集長・杉森)

写真:教えてくれた人 吉田愛さん

教えてくれた人 吉田愛さん

料理家、唎酒師。料理人だった祖父の近くで幼い頃から料理に親しむ。東京の日本料理店にて板前として働いた後、京都での修行経験などを交え、より本格的に和食を学ぶ。本格和食から簡単に作れる和テイストのおつまみまで幅広く提案。作りやすくておいしい和食のレシピに定評がある。
インスタグラムID @ai2ueo

撮影/キッチンミノル スタイリング/駒井京子 熱量・塩分計算/宮坂早智 取材・文/川端浩湖
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2024年9月24日