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「豚バラ肉」で吉田愛さんの
おつまみおかずレシピ★
脂のうまみを最大限に活用!

やわらかくてこくのある「豚バラ肉」は、手軽に使える便利な食材。「黒酢、梅干し、トマトなど、さっぱりとした味わいをプラスすると、脂のしつこさがなくなり、お酒に合わせやすくなりますよ」と吉田愛さん。豚バラ肉のうまみを飽きることなく楽しめる3品が、お酒の時間をさらに楽しくしてくれるはず!

ちゃちゃっとできる!
豚バラとゴーヤの黒酢炒め

豚バラとゴーヤの黒酢炒め

豚バラのこくとゴーヤのほろ苦さがお酒に合う!

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炒め物に重宝する豚バラ薄切り肉。独特の苦みとシャキシャキ食感が魅力のゴーヤと炒め合わせ、黒酢としょうゆで味つけすれば、いつものおかずとひと違うおつまみ向きの一品に。油っぽさを感じない炒め物は、焼酎や泡盛にぴったりです。

材料(2人分)

豚バラ薄切り肉
150g
ゴーヤ
1本(約250g)
小さじ1/2
ごま油
小さじ1
にんにく(みじん切り)
1片分
赤唐辛子(小口切り)
1/2本分
(A)
黒酢
大さじ1
マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
大さじ1
キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
大さじ1
砂糖
小さじ2

つくり方

1
ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで種とわたを取り除き、5㎜幅に切る。ボウルに入れて塩をふってもみ、10分ほどおいて水でさっと洗い、水けを絞る。豚肉は5㎝幅に切る。(A)は混ぜ合わせる。
2
フライパンにごま油、にんにくを入れて中火で熱し、香りが立ったら豚肉を入れて炒める。肉の色が変わったら赤唐辛子、ゴーヤを加え、1分ほど炒め合わせる。
3
脂が多く出ていたらペーパータオルでさっと拭き、(A)を加えて混ぜ合わせる。

(1人分327kcal、塩分1.3g)

Point

ゴーヤは塩もみしてから調理すると、独特の苦みがやわらぎます。

ピーマンを丸ごと巻いた、
肉巻き照り焼き

肉巻きピーマンの梅照り焼き

豚バラのうまみがなじんだピーマン。種もおいしく食べられます!

写真

豚バラ薄切り肉の長さを生かし、ピーマンに巻きつけた大胆メニュー。ガブリとほおばると、ピーマンの歯ごたえと甘みをダイレクトに感じることができます。ほどよい苦みが、梅肉入りの照り焼きだれと相性抜群です。

材料(2人分)

豚バラ薄切り肉
6枚(約150g)
ピーマン
6個
(A)
梅肉(塩分8%の梅干し)
1個分(約10g)
マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
大さじ1
マンジョウ 米麹こだわり仕込み 本みりん
大さじ1
キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
大さじ1
砂糖
小さじ1

つくり方

1
ピーマンはへたつきのまま手でギュッと握って割れ目を入れ、豚肉を1枚ずつ巻きつける。
2
フライパンに(1)のピーマンを巻き終わりを下にして入れ、中火にかける。ときどき転がしながら焼き、全体に焼き色がついたら、ふたをして弱火で5分ほど蒸し焼きにする。
3
ふたを取り、一度火をとめてペーパータオルで余分な脂を拭き取る。(A)を加えてさっと混ぜ、再び中火にかけて、全体に照りが出るまで煮からめる。

(1人分338kcal、塩分1.7g)

Point

ピーマンはギュッと握りつぶして割り目を入れると、味のしみ込みがよくなります。

サルサソースでいただく、
こんがり豚バラ焼肉

豚バラ焼きの和風サルサソース

青じそ風味の和風サルサソースで、こくのある豚肉をさっぱりと。

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ちょっと厚めの豚バラ肉は、カリッと焼くだけでおいしいものですが、和風サルサソースをかければ、さらにお酒に合うおつまみになります。ソースに青じそ、生ぽんずが入っているので、豚肉の脂っぽさがなくなり、うまみが引き立ちますよ。

材料(2人分)

豚バラ肉(焼き肉用)
250g
トマト
1個(約200g)
(A)
青じそ(粗みじん切り)
3枚分
玉ねぎ(みじん切り)
大さじ2
キッコーマンしぼりたて生ぽんず
大さじ2
デルモンテ エキストラバージンオリーブオイル
小さじ1
タバスコ
少々

つくり方

1
トマトはへたを取って横半分に切り、スプーンで種を取り除き、1㎝角に切る。ボウルに入れ、(A)を加えて混ぜ合わせる。
2
フライパンを中火にかけて豚肉を並べ、両面をこんがりと焼く。
3
器に(2)を盛り、(1)をかける。

(1人分502kcal、塩分1.6g)

Point

サルサソースが水っぽくならないように、トマトは種を取り除きましょう。種はドレッシングやスープなどに活用できます。

ホームクッキング編集担当より

豚バラ肉、ボリュームがあって食べ応え抜群の人気食材ですが、重たすぎて食べ疲れるという声もたまに入ってきます。今回の吉田さんのレシピはその懸念まったくなし。酢やトマトなどの酸味を加えてどれもコクとさっぱり加減が絶妙のバランス。個人的にはしょうゆみりん+梅干しという組み合わせ、これはクセになりました!(編集長・杉森)

写真:教えてくれた人 吉田愛さん

教えてくれた人 吉田愛さん

料理家、唎酒師。料理人だった祖父の近くで幼い頃から料理に親しむ。東京の日本料理店にて板前として働いた後、京都での修行経験などを交え、より本格的に和食を学ぶ。本格和食から簡単に作れる和テイストのおつまみまで幅広く提案。作りやすくておいしい和食のレシピに定評がある。
インスタグラムID @ai2ueo

撮影/キッチンミノル スタイリング/駒井京子 熱量・塩分計算/宮坂早智 取材・文/川端浩湖
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2024年6月20日