残りものには福がある!
「すき焼きの残った煮汁」で
つくる絶品レシピ3選。
家族が集まったときのごちそうのひとつ「すき焼き」。食べ終わった後に、煮汁が残るなんてこと、ありますよね。これ、捨ててしまうのはもったいない! この煮汁には肉や野菜のうまみがたっぷり溶けていて、ふだんではそうそうつくれない深い味わいがあるんです。翌日に活用してとびきりのメニュー、つくっちゃいましょう。ホームクッキング編集担当がご案内します!
※今回のすき焼きの煮汁はこちらのメニューを基本としています
※すき焼きの煮汁は蒸発量等で味が変わるので、味をみて調整してみてください。
ザ・シンプル!
とっておきの味玉。
簡単ピリ辛味玉
煮汁ベースの漬けだれに漬けるだけで、絶品の味わい!
すき焼きには必須の卵、残っていたらぜひ試してもらいたいシンプルな一品がこちら。うまみが凝縮された濃厚な煮汁が優秀な漬けだれになるんです。とろっとした半熟のゆでたまごを一日漬けて。豆板醤を少し加えるから、味がひきしまって美味ですよ。
材料(4個分)
- 卵
- 4個
- 白ごま
- 適宜
- 漬けだれ
-
- すき焼きの煮汁
- 1/2カップ
- キッコーマンいつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
- 小さじ2
- キッコーマン豆板醤(トウバンジャン)
- 小さじ1
つくり方
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩少々(※分量外)を加え、卵を静かに入れて8分ゆでる。計量カップに漬けだれの材料を混ぜ合わせておく。
- 卵がゆで上がったら氷水に入れて5分以上しっかり冷やし、殻をむく。
- ファスナーつき保存袋に(2)、漬けだれを入れ、空気を抜いて閉じ、冷蔵庫で1日漬ける。器に盛り、白ごまをふる。
(1個分83kcal、塩分0.5g)
漬けだれを加えて袋を閉じ冷蔵庫に入れます。まんべんなく漬かるように途中上下を返して。
お昼においしい
ボリュームうどん。
洋風納豆混ぜうどん
コクのある納豆と卵でヘルシーなうどんに。
納豆の風味と甘辛いすき焼きの煮汁が意外なほど好相性! 卵黄と粉チーズの濃厚なコクとあいまって、これぞ後を引く味わい。残った卵の白身を浮き実にした簡単スープを添えれば、手軽なランチの完成です。
材料(2人分)
- 青ねぎ
- 1本
- 納豆
- 2パック
- 卵黄
- 2個
- 粉チーズ
- 大さじ2
- すき焼きの煮汁
- 1/2カップ
- うどん(冷凍)
- 2玉
つくり方
- 青ねぎは小口切りにする。
- 大きめのボウルに納豆、卵黄、粉チーズ、煮汁を入れてよく混ぜる。
- うどんを袋の表示時間通りに電子レンジで加熱し、熱いうちに(2) のボウルに加えて混ぜ、器に盛りつけ、青ねぎを散らす。
(1人分513kcal、塩分3.5g)
うどんを加えたら、熱いうちに混ぜるとよくからみます。
卵白の超簡単スープ
残った白身でつくる「簡単にもほどがある」スープ
材料(2人分)
- 卵白
- 2個分
- 鶏ガラスープの素(顆粒)
- 小さじ1
- キッコーマンいつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
- 小さじ1/2
つくり方
- 卵白はボウルに入れて溶きほぐす。
- 鍋に水1と1/2カップを入れて中火で沸かし、鶏ガラスープの素、しょうゆを加え混ぜる。卵白を回し入れ、卵白がふわりとなったら火を止め、器に盛る。
(1人分19kcal、塩分1.0g)
誰もが好きな
カレーができた!
和風ドライカレー
すき焼き+カレーのコラボ風味。甘辛スパイシーは、誰もが好きな味わい。
うまみたっぷりの煮汁を使ったカレーのたねは、普通につくるドライカレーより数段リッチな味わい。味のポイントはトマトジュース。酸味が加わって後味さわやかに仕上がります。しょうゆベースの和風味ですが、パクチーを添えてアジアンテイストにするのがおすすめ。
材料(2人分)
- パクチー(1束)
- 30g
- 玉ねぎ(1/2個)
- 100g
- にんにく
- 1片
- サラダ油
- 大さじ2
- 合いびき肉
- 150g
- カレー粉
- 大さじ1
- 塩
- ひとつまみ
- デルモンテ・トマトジュース(食塩無添加)
- 1/2カップ
- すき焼きの煮汁
- 1/2カップ
- 大豆の水煮缶
- 100g
- ご飯
- 300g
つくり方
- パクチーはざく切り、玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。
- フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、玉ねぎを炒める。玉ねぎが色づいてきたらひき肉、にんにくを加え炒める。
- ひき肉に火が通ったらカレー粉、塩を加え炒める。粉っぽさがなくなったらトマトジュース、煮汁、缶汁をきった大豆の水煮を加え、汁気が少なくなるまで炒め煮にする。
- ご飯、(3)を器に盛りつけ、パクチーを添える。
(1人分744kcal、塩分2.9g)
トマトジュースは酸味とうまみで料理の味わいをぐっと奥深くしてくれる優秀な調味料。飲む以外に料理に使うメリット大。
料理/榎本美沙 撮影/高杉 純
文/ホームクッキング編集担当
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2019年12月25日 最終更新:2022年12月4日
ホームクッキング編集担当より
今回は関東風のすき焼きをイメージして、残った煮汁の活用レシピをお届けしました。当日のすき焼きのシメにうどんやぞうすいをつくるというのもおいしいけれど、明日のために煮汁を残しておくのもいい方法です! ぜひお試しください。なお、キッコーマンにはあっという間にすき焼きがつくれる「キッコーマンすき焼きのたれ まろやか仕立て」という商品もありますよ。特別にブレンドしたしょうゆ、砂糖、本みりん、清酒、北海道産真昆布だしを使用した、まろやかで優しい味わいが特徴です。ふだんの煮物にも使えて便利です、こちらもチェックしてみてください。
割合などは考える必要なし、一発で味が決まるシンプルさが魅力です。