簡単きれい!モザイク寿司レシピ
【バットで気軽につくれる人気メニュー】
ちょっとしたお祝いや人が集まったときなど、ハレの日のごちそうにぴったりの「モザイク寿司」をご紹介します。具とすし飯を重ねた「押しずし」を正方形にカットしてモザイク状に並べることで、おしゃれ度が一気にアップ! バットを型に利用すれば、気軽にできちゃいます。見栄えするビジュアルが、テーブルを華やかに盛り上げますよ!
具の組み合わせにワクワク!
にぎやかモザイク寿司
材料(15㎝×20㎝のバット1台分)
- ご飯(炊きたてのもの)
- 1.5合分(約500g)
- (A)すし酢
-
- 塩
- 小さじ3/4
- 砂糖
- 大さじ1
- 酢
- 大さじ3
- (B)鯛の刺身
-
- 真鯛の刺身
- 1パック(70g)
- 塩
- 小さじ1/4
- 塩昆布
- ひとつまみ
- (C)まぐろの刺身
-
- まぐろの刺身
- 1パック(約70g)
- キッコーマン 濃いだし本つゆ
- 小さじ2
- いくら
- 小さじ2
- (D)小松菜のおひたし
-
- 小松菜
- 1株(40g)
- キッコーマン 旨みひろがる香り白だし
- 小さじ2
- ゆずの皮(せん切り)
- 適宜
- (E)いり卵
-
- 卵
- 1個
- キッコーマン 旨みひろがる香り白だし
- 小さじ1
つくり方
すし飯をつくる
小さめのボウルに(A)を入れ、調味料が溶けるまで混ぜる。大きめのボウルにご飯を入れて(A)を回しかけ、全体を大きく混ぜ合わせる。すし酢が行き渡ったら、しゃもじで切るように混ぜ、すし酢がなじんだら、うちわであおいで水けをとばしながら混ぜる。固く絞った濡れぶきんをかぶせて冷ます。
具の準備(B):鯛に塩をふる
鯛は塩をふって10分ほどおき、ペーパータオルで汁けを拭く。
具の準備(C):本つゆにまぐろをつける
ボウルに本つゆ、まぐろを入れて10分ほどつけ、ペーパータオルで汁けを拭く。
具の準備(D):小松菜に白だしをなじませる
小松菜は熱湯で1分ほどゆでて水にとり、水けを絞る。白だしをふって味をなじませ、しっかりと絞って汁けをきる。15cm長さに切り、茎と葉をたがい違いにする。
具の準備(E):いり卵をつくる
ボウルに卵を割りほぐし、白だしを加えて混ぜる。フライパンに卵液を入れて中火にかけ、菜箸で絶えず混ぜながら火を通す。半熟状になったら火を止め、そのまま手早く混ぜてそぼろ状にする。
バットに具を並べる
バットを横長におき、30×40cmのラップを敷き込む。横幅が均等になるように(2)~(5)を敷き詰める。(2)の鯛の上に塩昆布を散らす。
すし飯を詰める
(6)に(1)を詰め、ラップをかけてフライ返しなどでしっかり押す。
重しをのせる
同じサイズのバットを(7)にのせ、水約1リットルを入れたボウル(500ml入りのペットボトル2本でもOK)をのせてしっかりと全体を押す。冷蔵庫に30分ほど入れて落ち着かせる。
切り分ける
重しを取り、ラップの四隅を中央に向かって少し引っ張り、ラップごと取り出して上下を返す。四辺の側面がまっすぐになるように、スケッパーなどで内側に押さえて形を整える。濡れぶきんで包丁を拭きながら、3×4等分にして正方形になるように切る。ラップを取って切り分けた寿司をきれいに並び替えて器に盛り、まぐろにいくらをのせ、小松菜にゆずの皮をのせる。
(1/3量で379kcal、塩分2.9g)
具を洋風にして
大胆にアレンジ!
洋風モザイク寿司
洋風モザイク寿司
生ハムやクリームチーズなど、カジュアルな洋風の具を組み合わせて。
モザイク寿司のいいところは、具を変えれば違った味わいが楽しめること。生ハム×オニオン、かまぼこ×クリームチーズなど、具を洋風にするとがらりと違う雰囲気になります。洋風モザイク寿司は、かしこまらずに食べることができるので、カジュアルな集まりにおすすめですよ。
材料(15㎝×20㎝のバット1台分)
- ご飯(炊き立てのもの)
-
1.5合分
(約500g)
- (A)すし酢
-
- 塩
- 小さじ3/4
- 砂糖
- 大さじ1
- 酢
- 大さじ3
- (B)白だしきゅうり
-
- きゅうり(2㎜幅×15㎝長さのもの)
- 4~5枚
- キッコーマン 旨みひろがる香り白だし
- 大さじ1/2
- (C)チーズかまぼこ
-
- かまぼこ(5mm角に切る)
- 1/4本分(約35g)
- クリームチーズ(室温に戻す)
- 1個(約15g)
- 黒こしょう(粗びき)
- 少々
- (D)えびマヨ
-
- ゆでえび(厚みを半分に切る)
- 6尾(約40g)
- マヨネーズ
- 小さじ2
- (E)生ハムオニオン
-
- 生ハム
- 4枚(約20g)
- たまねぎ(みじん切り)
- 大さじ1
- レモン(国産/いちょう切り)
- 6切れ
つくり方
- 「にぎやかモザイク寿司」のつくり方(1)を参照してすし飯をつくる。
- 具を準備する。(B)は、白だしにきゅうりを10分ほどつけ、ペーパータオルで汁けを拭く。(C)は、かまぼことクリームチーズを混ぜ合わせる。
- 「にぎやかモザイク寿司」のつくり方(6)を参照して、バットにラップを敷き込む。横幅が均等になるように4種類の具を敷き詰める。(D)のえびは断面を上にして並べ、マヨネーズを絞りかける。(E)の生ハムの上にたまねぎを散らす。
- 「にぎやかモザイク寿司」のつくり方(7)~(9)を参照してすし飯を詰めて重しをし、切り分ける。器に盛り、生ハムの上にレモンを2切れずつのせ、チーズかまぼこの上に黒こしょうをるふる。
(1/3量で359kcal、塩分2.0g)
教えてくれた人 髙山かづえさん
料理研究家。ワインソムリエ。書籍、雑誌、広告を中心に活躍中。デイリーなおかずからお酒がすすむおつまみまで、親しみやすいレシピを幅広く提案し、活躍中。すぐにまねしたくなるような、ほめられる盛りつけにも定評がある。
インスタグラムID @kazuetakayama
撮影/伊藤徹也 スタイリング/浜田恵子 熱量・塩分計算/宮坂早智 構成・文/川端浩湖
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2024年2月19日 最終更新:2024年4月20日
ホームクッキング担当より
バットでつくるから簡単、そしてなによりその見た目の美しさはグッとくること間違いなし。撮影時にも髙山さんの仕上がりを見た瞬間「わー!!」とスタッフ全員盛り上がりました。全員個人スマホでも撮影したり……。小分けになっているので、取り分けやすいのもいいところです。ぜひ、モザイク寿司で「おいしい記憶」を重ねてください!(編集長・杉森)