へとへとで帰っても安心!
困った時の簡単・
時短「漬け焼き」おかずレシピ
お腹ペコペコで帰宅して、「晩ごはんの準備しなくちゃ!」と思うと、気が重くなりますよね。そんなときこそ「漬け焼きおかず」の出番です。朝、ポリ袋に入れた漬けだれに肉や魚を加えてもみ込み、冷蔵庫に入れておけば、夜は焼くだけ。気持ちがスッと軽くなります。つけ合わせの野菜も事前に切っておいてフライパンで一緒に焼くと、より時短に!
知っておきたい!
漬け焼きの簡単ポイント
味つけはポリ袋の中で完了。
漬け焼きの下ごしらえは、ポリ袋に調味料を次々と入れ、肉や魚などの食材を加えてもみ込むだけ。1時間以上漬けると食材に味がしみ込み込みます。だから帰宅してから準備するのもOKです。生ものなので丸1日以上おくのは避けて。
冷蔵庫から取り出してフライパンへGO!
調理するときは、ポリ袋から汁けをきって食材を取り出し、そのままフライパンへ。鶏肉と豚肉のメニューは、残った漬けだれをからめて仕上げるので、捨てずにとっておきましょう。
つけ合わせの野菜も同時に調理。
フライパンの空いたところで野菜を焼けば、つけ合わせも同時に完成! 野菜はあらかじめカットして、漬け焼きのポリ袋と一緒にバットに入れておくと便利。帰宅後、包丁やまな板を使わずスムーズに調理できます。
甘辛い味つけが
食欲をそそる、
鶏肉の漬け焼き
鶏肉のオイスターしょうゆ焼き
オイスターソース入りの漬けだれがおいしさの秘密。つやっとした焼き上がりがたまらない!
コクのある甘辛い漬けだれが鶏肉にしみ込み、フライパンで焼くと食欲を刺激する香ばしさに! 漬けておくだけでこの味わいが出るなんて、驚きしかありません。つけ合わせの赤パプリカはいい感じに甘みが出て、鶏肉との相性はバッチリ。パクチーを添えると、お店で出てくるような一皿になりますよ。
材料(2人分)
- 鶏もも肉
- 大1枚(約300g)
- 赤パプリカ
- 1個
- パクチー
- 1株(約7g)
- サラダ油
- 小さじ1
- (A)漬けだれ
-
- キッコーマン オイスターソース
- 大さじ1
- マンジョウ 米麹こだわり仕込み本みりん
- 大さじ1
- キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ
- 小さじ1
- ごま油
- 小さじ1
つくり方
- 【仕込み】鶏肉は余分な脂肪を取り除く。パプリカは縦半分に切って種とワタをとり、縦に2cm幅に切る。パクチーはざく切りにする。
- ポリ袋に(A)を入れて混ぜ、鶏肉を加える。袋の空気を抜いて口を結び、袋の外側からもみ込む。パプリカ、パクチーとともにバットにのせ、ラップをかけて冷蔵庫で1時間~丸1日おく。
- 【仕上げ】フライパンにサラダ油を中火で熱し、真ん中に皮目を下にして鶏肉を入れ、まわりに赤パプリカをおく。弱火にして6分ほど焼き、裏返してさらに6分ほど焼く。
- 袋に残った漬けだれを回し入れ、全体にからめる。中火にして上下を返しながら、さらに2分ほど焼く。鶏肉を食べやすく切って器に盛り、パプリカ、パクチーを添える。
(1人分400kcal、塩分1.9g)
事前にパプリカも切っておけば、焼くところからスタートできます。
バーベキューソースがくせになる、
豚肉の漬け焼き
バーベキューポーク
人気のバーベキュー味をお手軽に。トマトケチャップとウスターソースが味の決め手。
バーベキューソースの漬けだれは、トマトケチャップ、ウスターソース、酒の3つを混ぜるだけ! スパイシーでこってりとした味わいに、気分が盛り上がること間違いなしです。豚肉は食べやすくカットしてから漬けると、焼くときに火の通りがよくなり、焦げつきを防ぐことができますよ。
材料(2人分)
- 豚ロース肉(とんカツ用)
- 2枚(約250g)
- 塩
- 適宜
- ズッキーニ
- 1本
- にんにく
- 1片
- デルモンテ エキストラバージンオリーブオイル
- 大さじ1
- 黒こしょう(粗びき)
- 少々
- (A)漬けだれ
-
- デルモンテ リコピンリッチ トマトケチャップ
- 大さじ2
- キッコーマン デリシャスソース ウスター
- 大さじ1
- マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
- 大さじ1
つくり方
- 【仕込み】豚肉は3cm幅に切り、塩少々をふる。ズッキーニは長さを3等分に切り、縦4等分に切る。にんにくは縦半分に切って芯を取り、包丁の腹を当てて押しつぶす。
- ポリ袋に(A)を入れて混ぜ、豚肉を加える。袋の空気を抜いて口を結び、袋の外側からもみ込む。ズッキーニ、にんにくとともにバットにのせ、ラップをかけて冷蔵庫で1時間~丸1日おく。
- 【仕上げ】フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、ズッキーニを広げて入れる。塩少々をふり、ときどき返しながら3分ほど焼く。にんにく、豚肉を加えて弱火にし、ときどき返しながらさらに4分ほど焼く。
- 袋に残った漬けだれを回し入れ、中火にして汁けがなくなるまで炒め合わせる。器に盛り、黒こしょうをふる。
(1人分503kcal、塩分1.4g)
にんにくも切っておきましょう。このひと手間を漬けるときにすませておくと、焼くときに手早さを実感できます。
白だしが効いてご飯がすすむ、
鮭の漬け焼き
鮭の白だしゆずこしょう焼き
白だしのうまみとゆずこしょうの香りが鮭になじみ、おいしさがワンランクアップ!
「焼き魚のバリエを増やしたい」という方は、ぜひ漬け焼きを試して! 白だしとゆずこしょう入りの漬けだれが鮭にじんわりとしみ込み、いつもの焼き魚が極上のおいしさに変化するんです。フライパンでサッと焼くだけだから、調理は簡単! 疲れて帰ってきたときに、ほっとする味わいです。
材料(2人分)
- 生鮭(切り身)
- 2切れ
- エリンギ
- 1パック
- サラダ油
- 大さじ1
- 塩
- 少々
- (A)漬けだれ
-
- キッコーマン 旨みひろがる香り白だし
- 大さじ2
- マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
- 大さじ1
- ゆずこしょう
- 小さじ1/2
つくり方
- 【仕込み】エリンギは縦4等分に切る。
- ポリ袋に(A)を入れて混ぜ、鮭を加える。袋の空気を抜いて口を結び、袋の外側からかるくもみ込む。エリンギとともにバットにのせ、ラップをかけて冷蔵庫で1時間~丸1日おく。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、真ん中に鮭を入れ、まわりにエリンギをおいて塩をふる。弱火にして3分ほど焼き、裏返してさらに2分ほど焼いて器に盛る。
(1人分216kcal、塩分2.3g)
エリンギを切るのは簡単ですが、これも事前に済ませておくと、仕上げのときに気がらくです。
教えてくれた人 髙山かづえさん
料理研究家。ワインソムリエ。書籍、雑誌、広告を中心に活躍中。デイリーなおかずからお酒がすすむおつまみまで、親しみやすいレシピを幅広く提案し、活躍中。すぐにまねしたくなるような、ほめられる盛りつけにも定評がある。
インスタグラムID @Kazuetakayama
撮影/澤木央子 スタイリング/浜田恵子 熱量・塩分計算/宮坂早智 構成・文/川端浩湖
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2022年6月8日 最終更新:2022年12月5日
ホームクッキング編集担当より
忙しくてもおいしいご飯をつくりたい……このご要望は増える一方です。今回紹介した「漬け焼き」は、最低1時間漬けておけばよいので、仕込みは朝でもいいし、家事の合間のすき間時間でもOK。晩ごはんの調理の時に包丁とまな板を使わないでメインがつくれてしまう、この手軽さはすごいものがあります。そして漬けることによって調味料がしっかり馴染み、仕上がりのおいしさも格別。暮らしをラクにするキッコーマンの調味料を上手に使ったアイデア料理、これからも紹介していきます。(編集長S)