「デルモンテ リコピンリッチ
トマトケチャップ」が
「リッチ」な秘密を大研究&
推しレシピ試食ルポ

みなさんはデルモンテの「リコピンリッチⓇ」シリーズをご存知ですか? その中に人気のケチャップがあります。濃厚な味わいが魅惑のトマトケチャップです。なにがそんなに違うのか? そもそもリコピンって何なのか? 今回は、キッコーマングループに今年入社した新入社員が体験しながら、「リコピンリッチ トマトケチャップ」の魅力にせまります。味づくりをしている商品開発担当や商品の企画担当、メニュー開発担当とメンバー総出演でお届けする、発売10周年スペシャルです!
初めて知った!
隠されたリコピンリッチの
こだわり
まずは本日の体験メンバーをご紹介。左から、キッコーマン食品 営業企画部の後藤、プロダクト・マネジャー室 メニュー開発グループの藤田、そしてキッコーマン・マーケティングセンター 業務推進部の藤原。3人とも今年入社したばかりの新入社員です。

「研修でも学んでいないことがいっぱいありそうで、楽しみです!」

案内役は、キッコーマン食品 プロダクト・マネジャー室 デルモンテ商品担当の山下。
「じつはリコピンリッチは2023年8月5日で発売10周年!これを機に8月5日が『リコピンリッチの日』に登録されました。リコピンリッチはもちろん、トマトそのもの、そしてリコピンの良さをこれからどんどん広げていきたいです!」

そして、群馬県にある味づくりの開発拠点からは日本デルモンテ㈱ 商品技術開発部の柳原がオンラインで講師役を。胸元のデルモンテのワッペンが、なんだかかっこいい!
「みなさん初めまして!今日はよろしくお願いします」
まずは、リコピンリッチの基礎知識や製造の舞台裏のこだわりについて、柳原さんに教えてもらいます。

「リコピンリッチは、その名の通りリコピンの量が通常のトマトケチャップに比べて1.5倍も入っている!というのが最大の特長です。リコピン成分を添加しているわけではなく、トマト本来のリコピンだけで1.5倍なんです。そのために、ケチャップ1本あたり23個分ものトマトを使っています。かなりぜいたくです。だからとっても濃厚で、味わいもリッチというわけなんですね。長きにわたってトマトを研究してるデルモンテならではの商品なんですよ。」

「なるほど!パッケージにも書いてありますね」とパッケージの隅々まで入念にチェックする3人。

「じつは成分表示からはわからない、隠れたこだわりもあるんです! ケチャップづくりには材料としてトマトペーストがよく使われますが、一般的なケチャップ用ペーストは粘度が高くて大量に使うと硬くなりすぎてしまいます。そこで、リコピンリッチではあえてトマトジュースに使う、やわらかいペーストも加えています。これがなめらかさだけでなく、トマトらしいフレッシュ感や風味の良さといったリコピンリッチの個性を生んでいるんです」
聞けば聞くほどリコピンリッチの知られざるこだわりが出てきます。開発担当者に直接いろいろ聞けるチャンスとあって、メンバーからの質問が止まりません。

「ケチャップづくりにはビネガーが必要だと思いますが、リコピンリッチってツンとしないですよね。なんでですか?」。※実は2023年6月から担当になった山下も、まだまだ勉強中なのです。

「よくぞ聞いてくださいました。ビネガーにこだわっているんです。デルモンテ特製のパイナップルビネガーを合わせることで、フルーティで芳醇な甘みと濃厚さを出しています。それと、トマトってもともと酸味がありますよね。トマトの酸味は、ビネガーの酸味よりもおだやかです。リコピンリッチは使うトマトの量がとっても多いので、ビネガー由来のツンとした刺激のある酸味ではなく、トマト本来の自然の酸味で、おだやかな味わいにつながっています。」

「リコピンって、そもそも何にいいんですか?」

「リコピンはカロテノイドという赤い色素の一種で、抗酸化作用があり、近年注目が高まっている成分です。リコピンだけを抽出すると独特な苦みや香りがありますが、リコピンリッチはリコピンの抽出成分を添加しているわけではないので味には影響なく、リコピン成分のいいところはいっぱい!というわけです」

「リコピンが多く含まれているトマトってあるんですか?」

「あります。実は、トマトケチャップやジュースに使われているトマトは加工用トマトと言って、普段食べている生食用のトマトと違ってリコピンが多いトマトなんです。そのトマトも皆さんの元へ送っているのでぜひ直接見てみてください」

「リコピンリッチって、熱したり調理したりしてもいいんですか?」

「リコピンはそもそも熱に強くて油に溶けやすい成分なので、効率的にとるなら、加熱調理がおすすめです。ただ、トマトのフレッシュ感を味わうなら、まずはシンプルにつけたり、かけたり『つけ・かけ』から試してみるといいと思います」
それならばさっそく!と「リコピンリッチ」とスタンダードな「デルモンテ トマトケチャップ」をシンプルに食べ比べてみることに。

2つのケチャップを同じ白皿に入れてみました。色も質感も違います。

「見るからに色が違う。リコピンリッチは赤が濃いです!」「質感もかなり違いますね。リコピンリッチはつぶつぶしていてトマトそのものという印象です」

食べてみると、またまた、その違いにびっくり!「リコピンリッチは濃い!」「甘くてとってもフルーティ」「トマトを食べているみたいです」「使い分けしたらどちらの良さも生かせそうです」
食材と組み合わせるとどうなるかも検証してみましょう。メニュー開発担当の味見のおすすめは細長いタイプのフライドポテトです。カリッと揚げたポテトでさっそく食べ比べ!


あ、これ絶対おいしいやつ!

さて、気になるお味は!? 「ストレートにおいしい!」「ケチャップというよりトマトソースをつけて食べているみたいです」「リコピンリッチは甘みがあって塩気が少ないせいか、ポテトの味が引き立ちますね」「でも、デルモンテ トマトケチャップもやっぱり好き。これこそ食べ慣れたいつものおいしさです(笑)」……それぞれの良さがわかったようです。
並べてみたら……
使っているトマトの量が
大違いでした!
1本に23個分ものトマトを使っているリコピンリッチ。そう言われてもピンとこない……ということで、実際に使われているトマトを並べてみました。

「デルモンテ トマトケチャップ」が1本あたりトマト15個……

対してリコピンリッチの23個は壮観。並べてみるとその量に驚きます。目にもリッチ(?)

右がリコピンリッチにも使われている加工用のトマト。デルモンテは毎年1000品種以上のトマトを育成して、特性を見極め検証しているんです。これはやや角ばった縦型で、普通のトマトと比べると実がギュッと締まっていて、リコピン含有量が多いのが特長です。ふだん食べているトマトと形も色も違いますね。
そんなこだわりのトマトをぜいたくに使ったリコピンリッチは、スプーン山盛り1杯(約21g)にトマト1個分のリコピンが含まれています。


「これでトマト1個分のリコピンがとれるって、ちょっとうれしくないですか?」「フライドポテトにつけてペロリと食べちゃう量です(笑)」「この濃厚なおいしさが、体にも良さそう!」
あの定番料理もケチャップが
違うとこんなに違う!
「つけ・かけ」で楽しんだら、次は料理で味わってみましょう。メニュー開発担当が推すメニューを「リコピンリッチ」と「デルモンテ トマトケチャップ」でつくって、味比べ!

新入社員にとっては目新しいテストキッチン。ここからはメニュー開発メンバーが加わります。「あらためまして、よろしくお願いします!」。メニュー開発グループ配属の藤田も先輩にぺこり。
推しレシピ その1:オムライス
1品目は、商品技術開発の柳原もイチオシというオムライス。調理と仕上げにダブル使いするケチャップ味の代表レシピですね。

具材を炒めたらリコピンリッチを投入。「ごはんを入れる前にケチャップを加えて炒めると、チキンライスがベチャっとしません。リコピンリッチはもともと濃いので、水分を飛ばす時間もかからず調理を手早く進められます」

3人も間近で調理を見学。「リコピンリッチは濃厚なせいか、チキンライスを炒めていても重たく感じます」

左が「デルモンテ トマトケチャップ」、右が「リコピンリッチ」でつくったチキンライス。色の違いがわかります!

仕上げにリコピンリッチをかけて完成です!鮮やかな色が食欲をそそります。
「オムライス」のレシピはこちら
推しレシピ その2:ナポリタン スパゲッティ
ナポリタンも、ベチャっとさせない水分コントロールが決め手の料理。濃厚なリコピンリッチの良さが際立ちます。

具材を炒めてパスタを加えたら、リコピンリッチを投入!

「いいにおい〜」「とってもおいしそうです!」。加熱されたリコピンリッチからは焼きトマトのようないい香りが立ち上がりました。

あっという間に、みんな大好き、定番スパゲッティが完成!濃厚なトマト味はウインナソーセージやピーマンとの相性も抜群です。
「ナポリタンスパゲッティ」のレシピはこちら
リコピンリッチが大活躍する、とっても手軽なレシピをもう一品ご紹介!

バターを塗った食パンに、リコピンリッチをたっぷり塗ります。パン1枚に、リコピンリッチ大さじ1が目安です。

あとはお好みの具材をのせて焼くだけで、簡単にピザトーストの出来上がり!トマトソースのように濃厚なリコピンリッチだから、味わいも食べ応えも満足。忙しい朝食やおやつにはもちろん、チューブのにんにくをひと塗りすれば、おつまみにもぴったりの味わいになります!
最後はみんなで試食タイム。3つのレシピを「リコピンリッチ」と「デルモンテ トマトケチャップ」でつくって食べ比べます。

いつものケチャップとリコピンリッチでつくった料理の色の差、現場では一目瞭然でした。
一同びっくりしたのが、ナポリタンの仕上がり!ケチャップ違いの2皿を比べてみると、見た目がこんなに違ったんです。

左のリコピンリッチのナポリタンは、トマトのツブツブ感がパスタに絡んでいるのがわかります。

「見た目も口当たりも全然違って、リコピンリッチは本当にとってもリッチ!」「味だけじゃなく風味がいい」「リコピンリッチは料理をワンランクアップさせるケチャップですね」

皆さんもぜひ、リコピンリッチで、いつものケチャップ味のおなじみの料理をひと味違うリッチな一皿に生まれ変わらせてみてください!

そして、デルモンテのリコピンリッチシリーズはいろいろ! 濃厚な飲み口が魅力の「リコピンリッチ トマト飲料」や手軽にリコピンをとれる「リコピンリッチ フルーティートマトゼリー」も人気です! お試しください。
撮影/さくらいしょうこ
文/峯田亜季
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2023年7月28日 最終更新:2025年1月17日
ホームクッキング担当ライターより
初めて口にした時に大きな衝撃を受けた、リコピンリッチ。手づくりケチャップのような驚くほどのトマト感に、ケチャップの認識と使い方が変わりました。わが家では野菜が足りないなぁと感じると手が伸びる調味料でもあります。誕生から10年。未体験の方はぜひ一度「リコピンリッチ」体験してみてください。いつも使っているケチャップとの食べ比べも楽しいですよ!
「デルモンテ リコピンリッチ シリーズ」について詳しくはこちら