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れんこんで手軽に!
カジュアル和食レシピ

食物繊維が豊富な「れんこん」のおいしさを生かした、手軽につくれる和食レシピを、料理家の吉田愛さんが伝授します。れんこんは、炒め物や揚げ物など、さまざまな料理に幅広く使える野菜。どのメニューもサクサク、シャキシャキとした食感が楽しめて、ご飯が進むものばかりです。さっそく、今晩のおかずにいかがですか?

巻いて焼くだけ!
肉巻きれんこんの
ピリ辛照り焼き

肉巻きれんこんのピリ辛照り焼き

れんこんと豚肉が出会うことで、大満足のボリュームおかずに。

写真:肉巻きれんこんのピリ辛照り焼き

豚バラ肉を密着させて焼いたれんこんは、うまみのある脂がなじんでたまらないおいしさ! 甘辛いたれに豆板醤をピリッと効かせた味つけは、食べ飽きることがありません。シャキシャキの歯ざわりを楽しみながら、白いご飯とともにどうぞ!

材料(2人分)

れんこん
6cm(約200g)
さやいんげん
50g
豚バラ薄切り肉
6枚(約150g)
片栗粉
適量
サラダ油
大さじ1/2
(A)
キッコーマン豆板醤(トウバンジャン)
小さじ1/3
キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
大さじ1
マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
大さじ1
マンジョウ 米麹こだわり仕込み本みりん
大さじ1
砂糖
大さじ1/2

つくり方

1
れんこんは皮をむいて1㎝厚さの半月切りにし、水にさっとさらして水けを拭く。いんげんは長さを半分に切る。豚肉は長さを半分に切る。(A)は混ぜ合わせる。
2
(1)のれんこんに片栗粉を薄くまぶす。れんこん1切れに、豚肉1切れを巻きつける。
3
フライパンにサラダ油を弱めの中火で熱し、(2)の巻き終わりを下にして入れ、ふたをして弱めの中火で2~3分蒸し焼きにする。焼き色がついたら裏返す。いんげんを加え、再びふたをして2~3分蒸し焼きにする。
4
ふたをとって余分な脂をペーパータオルで拭き取り、(A)を加えてからめる。

(1人分422kcal、塩分1.5g)

Point
れんこんに片栗粉をまぶしてから豚肉を巻くと、焼いている間に豚肉がはがれにくくなります。

れんこんに片栗粉をまぶしてから豚肉を巻くと、焼いている間に豚肉がはがれにくくなります。

食感がくせになる、
れんこんのゆかり揚げ

れんこんのゆかり揚げ

ゆかり風味のさわやかなころもが、ほんのり甘いれんこんにマッチ。

写真:れんこんのゆかり揚げ

ころもにゆかりを混ぜ込んで、れんこんの天ぷらをアレンジ。味がついているので、天つゆなしでそのまま食べることができます。一口サイズでパクッといけるから、お弁当やおつまみにもぴったりですよ!

材料(2人分)

れんこん
200g
揚げ油
適量
(A)
キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
小さじ1
マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
小さじ1
(B)ころも
小麦粉
大さじ4
大さじ3
ゆかり
小さじ1

つくり方

1
れんこんは皮をむいて一口大の乱切りにし、水にさっとさらして水けをきる。厚手のポリ袋にれんこんと(A)を入れ、袋の外側からもみ込んで5分ほどおく。
2
ボウルに(B)を混ぜ合わせる。
3
鍋に揚げ油を深さ2㎝程度まで入れて170℃に熱し、れんこんを(2)にくぐらせてから入れ、カラリとするまで3分ほど揚げる。

(1人分177kcal、塩分0.9g)

バター風味が新しい!
れんこんの
黒ごまバターきんぴら

れんこんの黒ごまバターきんぴら

れんこんに甘辛いバターじょうゆがからみ、食欲を刺激!

写真:れんこんの黒ごまバターきんぴら

香りだけでご飯がすすみそうな、新感覚のれんこんきんぴら。バターに合うように少し甘めな味つけなので、お好みで砂糖を減らしてもOKです。れんこんは棒状に切ると、見た目にも変化がつきますよ。

材料(2人分)

れんこん
200g
サラダ油
大さじ1/2
黒いりごま
小さじ1
(A)
キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
大さじ1
マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
大さじ1
砂糖
大さじ1
バター
5g

つくり方

1
れんこんは皮をむいて1㎝角の棒状に切り、水にさっとさらして水けをきる。
2
フライパンにサラダ油を中火で熱し、れんこんを3分ほど炒める。透き通ってきたら(A)を加えてからめ、黒ごまをふる。

(1人分144kcal、塩分1.4g)

ホームクッキング編集担当より

吉田愛さんに教わる第3弾は「れんこん」。いかがでしたか? 食感を活かした3品は個人的にはおつまみにしたら絶品という感想です。日本酒はもちろんワインにもよさそう。吉田さんのレシピは、気の利いたひと工夫があって、ハッとさせられます。よいレシピはきらりとしたアイデアとキッコーマンの調味料の組み合わせ。ぜひ覚えておいてください。(編集長・杉森)

写真:米麹こだわり仕込み本みりん、いつでも新鮮 しぼりたて 生しょうゆ、豆板醤

写真:教えてくれた人 吉田愛さん

教えてくれた人 吉田愛さん

料理家、唎酒師。料理人だった祖父の近くで幼い頃から料理に親しむ。東京の日本料理店にて板前として働いた後、京都での修行経験などを交え、より本格的に和食を学ぶ。本格和食から簡単に作れる和テイストのおつまみまで幅広く提案。作りやすくておいしい和食のレシピに定評がある。
インスタグラムID @ai2ueo

撮影/キッチンミノル スタイリング/駒井京子 熱量・塩分計算/宮坂早智 構成・文/川端浩湖
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2023年10月20日