ボリューム冷奴レシピ3選!
【おかず度アップの簡単アレンジ】
いつもの冷奴(冷ややっこ)だと、献立のひとつとしてはちょっと物足りない……。そんなときは、具をたっぷりのせた冷奴がおすすめ! 肉や魚を使った具を豆腐にのせると、たちまちボリュームがアップして、満足度がグンと上がります。おいしさのポイントは、淡泊な味わいの豆腐に合うように、具にしっかり味をつけること。さぁ、ご飯と一緒にモリモリ食べてください!
ピリ辛味が
やみつきになる
麻婆豆腐風
ピーマン肉みそやっこ
コクがあってピリッと辛い肉みそが豆腐によくからみ、最高のご飯のおかずに!
ご飯に合う味つけは、豆腐との相性もバッチリ。つまり、ピーマン肉みそは、豆腐とよ~く合うんです。豆腐といっしょに食べやすいように、ピーマンはやわらかくなるまでしっかり焼くのがポイント。オイスターソースのコク、豆板醤の辛さとうまみを効かせると、豆腐にぴったりの味わいになりますよ。
材料(2人分)
- 木綿豆腐
- 1丁(約300g)
- ピーマン
- 3個
- しょうが
- 1/2かけ
- にんにく
- 1/2かけ
- ごま油
- 小さじ2
- 合びき肉
- 80g
- (A)
-
- マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
- 大さじ1
- 水
- 大さじ1
- みそ
- 小さじ1
- キッコーマン オイスターソース
- 小さじ1/2
- キッコーマン 豆板醤(トウバンジャン)
- 小さじ1/2~1
- 片栗粉
- 小さじ1/4
つくり方
- ピーマンは縦半分に切ってへたと種を取り、横に7mm幅に切る。しょうがは皮をむき、にんにくとともにみじん切りにする。(A)を混ぜ合わせる。
- フライパンにごま油を中火で熱し、ピーマンを2分ほど焼く。しょうが、にんにくを加えて炒め、香りが立ったらひき肉を加えて1分ほど炒める。肉の色が変わったら、(A)を加えて炒め合わせる。
- 豆腐はペーパータオルで水けを拭き、横半分に切ってから、縦4等分に切る。器に豆腐を盛り、(2)をかける。
(1人分249kcal、塩分0.9g)
肉みその味つけは、淡泊な豆腐に合うしっかり味に。片栗粉を加えているので、炒めている間に薄くとろみがついて、まとまりやすくなります。
くせになること
間違いなしの
豚キムチのっけ
豚しゃぶキムチやっこ
コクうま豚キムチをどっさりのせれば、豆腐が主役級のおかずに。
最強のパートナーといっても過言ではない豚肉とキムチを、生しょうゆとマヨネーズであえて冷奴にオン! 生しょうゆのうまみとマヨネーズのコクが加わることで、全体がまろやかになり、豆腐にのせたときの味のバランスがよくなります。青じその香りがなんともさわやかです。
材料(2人分)
- 木綿豆腐
- 1丁(約300g)
- 豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用)
- 80g
- 白菜キムチ
- 40g
- 青じそ
- 2枚
- (A)
-
- マヨネーズ
- 小さじ2
- キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
- 小さじ1
- ごま油
- 小さじ1/2
つくり方
- 鍋に湯を沸かし、豚肉を入れて肉の色が変わるまでさっとゆでる。ざるに上げて水けをきり、横半分に切る。キムチはざく切りにする。青じそはせん切りにする。ボウルに(A)を入れ、豚肉、キムチを加えてあえる。
- 豆腐はペーパータオルで水けを拭き、横半分に切る。器に豆腐を盛り、(1)と青じそをのせる。
(1人分261kcal、塩分1.2g)
豚しゃぶキムチは、ゆでた豚肉、キムチ、マヨネーズ、生しょうゆ、ごま油をさっとあえるだけ。豚キムチ炒めよりもお手軽です。
手軽なのに
ぜいたくな味がする
サーモンユッケやっこ
サーモンユッケやっこ
本つゆで漬けにしたサーモンと、とろりとした卵黄がベストマッチ!
サーモンに本つゆをからめて漬けにすると、とびきりおいしい「サーモンユッケ」に。これをなめらかな絹ごし豆腐にこぼれるほどのせちゃいましょう。卵黄をくずしてからめながら食べれば、あふれんばかりのコクで口の中に幸せが訪れるはず。貝割れ菜のシャキシャキ感とピリッとした辛みがいいアクセントになります。
材料(2人分)
- 絹ごし豆腐
- 1丁(約300g)
- サーモン(刺し身用)
- 100g
- キッコーマン 濃いだし本つゆ
- 適宜
- 貝割れ菜
- 1/2パック(約50g)
- 卵黄
- 2個分
つくり方
- サーモンは一口大に切って小さめのボウルに入れ、本つゆ大さじ1と1/2をからめて冷蔵庫で20分ほどおく。貝割れ菜は根元を切って2cm長さに切る。
- 豆腐はペーパータオルで水けを拭き、6等分に切る。器に豆腐を盛り、サーモンの汁けをきってのせる。貝割れ菜、卵黄をのせ、本つゆ少々を回しかける。
(1人分259kcal、塩分1.4g)
サーモンに本つゆをからめて20分ほどおくと、味が中までしっかり入り、豆腐との味のバランスがよくなります。
教えてくれた人 髙山かづえさん
料理研究家。ワインソムリエ。書籍、雑誌、広告を中心に活躍中。デイリーなおかずからお酒がすすむおつまみまで、親しみやすいレシピを幅広く提案し、活躍中。すぐにまねしたくなるような、ほめられる盛りつけにも定評がある。
インスタグラムID @kazuetakayama
撮影/伊藤徹也 スタイリング/浜田恵子 熱量・塩分計算/宮坂早智 構成・文/川端浩湖
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2023年5月9日 最終更新:2024年4月20日
ホームクッキング編集担当より
豆腐は手軽に調理できるから献立づくりの強い味方、さっと薬味をのせるだけの冷奴はその中でもダントツの存在かもしれませんね。今回、髙山さんに教えてもらった冷奴は、いうなれば「中副菜」。メインとサブの間くらいでボリューム感が絶妙だと思いました。そして、この食べ応えはおつまみにもぴったり。どのお酒に合わせようかと考えるのも楽しいです。(編集長・杉森)