しょうが焼きレシピ、どっちが好み?
厚い肉バージョンVS
薄い肉バージョン!!
しょうが焼きはホームクッキングでもよく検索されている不動の定番メニュー。でも、ひとくちにしょうが焼きといっても、厚めの肉のソテータイプと、ひらひらの薄い肉を使った炒めるタイプがありますよね。「私は断然食べやすい薄い肉!」「いや私はやっぱり厚切り肉の洋食っぽさがいちばん!」と、こだわりはありませんか。今回はいずれも特徴を生かして作るレシピを紹介します、さあ、あなたはどっち派??
「柔らかジューシー」に
仕上げたいなら
このコツを覚えておいて!
しょうが焼きのおいしさのポイントは、なんといっても肉のジューシーさにあり。しっとりやわらかの仕上がりは、3つのコツを守れば失敗なし!
肉を常温に戻しておく
急激な温度変化で肉が固くなるのを防いで、やわらかく仕上がります
はちみつパワーでしっとり
はちみつには肉がかたくなるのを防いでやわらかくする働きが、そしてたれのからみがぐっとアップ。
弱めの火で加熱して肉に火が通ったらすぐに取り出す
強すぎる火加減は厳禁。弱めの火でじっくり焼いてすぐ取り出すと火が通りすぎず、柔らかく仕上がります。厚い肉バージョンや具が多いものはいったん肉を取り出して、もう一度フライパンに戻し入れるひと工夫をすればばっちり。
厚い肉バージョンは
存在感のある
甘めの味にすると
満足感が違います!
やわらか! ボリュームしょうが焼き
はちみつとすりおろし玉ねぎで厚い肉をコクたっぷり&しっとりやわらかく!
洋食テイストの厚切り肉のしょうが焼きははちみつをやや多めにし、甘さしっかりのコクのある味わいにするのがイチ押し。肉の厚みに負けず、たれの味をしっかりと感じることができますよ。火加減を注意してやわらかく仕上げれば、リッチなおいしさ堪能できます。
材料(2人分)
- 豚肉(ロースしょうが焼き用5mm厚さ)
- 200g
- キャベツ(せん切り・3枚分)
- 150g
- サラダ油
- 小さじ2
- たれ
-
- しょうが(皮ごとすりおろし)
- 大さじ1
- 玉ねぎ(すりおろし)
- 1/4個分
- キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ
- 大さじ1と1/2
- マンジョウ国産米こだわり仕込み料理の清酒
- 大さじ1
- はちみつ
- 大さじ1
つくり方
-
たれの材料を器に入れて混ぜる。豚肉は筋切りをしてバットに並べ、たれを加えて30分つける。皿にキャベツを盛っておく。
- フライパンにサラダ油を弱めの中火で熱し、たれをかるく切った豚肉を広げ入れて表裏を焼き、火が通ったら一度取り出す。
- 同じフライパンに残ったたれを入れて煮詰め、火を止めたら豚肉を戻し入れてからませ、皿に盛る。
(1人分383kcal、塩分1.9g)
厚切り肉は筋の部分5~6カ所に包丁を入れて筋を切ります。これで焼き縮みをふせぎ、口当たりもよくなります。
ヘルシーさ満点! 具たくさんだれに
こだわったしょうが焼き。
ピリ辛きのこだれのしょうが焼き
ピリっと辛いきのこだれが味を引き締めて、これまた美味!
厚い肉バージョンはたれやソースをかけるとバリエーションがぐんと広がります。2種のきのこだれをたっぷりのせて、ヘルシーさをぐんとアップさせたら副菜いらずのバランスに。
材料(2人分)
- 豚肉(ロースしょうが焼き用5mm)
- 200g
- レタス(せん切り・4~5枚)
- 150g
- 玉ねぎ
- 1/4個
- えのきたけ(1/2パック)
- 50g
- しめじ (1パック)
- 100g
- ごま油
- 大さじ1
- たれ
-
- しょうが(皮ごとすりおろし)
- 大さじ1
- 玉ねぎ(すりおろし)
- 1/4個分
- キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ
- 大さじ1と1/2
- マンジョウ国産米こだわり仕込み料理の清酒
- 大さじ1
- はちみつ
- 大さじ1
- キッコーマン豆板醤(トウバンジャン)
- 小さじ1/2
つくり方
- たれの材料を器に入れて混ぜる。豚肉は筋切りをしてバットに並べておき、たれを加えて30分つける。器にレタスを盛っておく。
- 玉ねぎは薄切りにする。えのきたけは根本を切り落として半分の長さに切り、しめじは石づきを切り落として手でほぐす。
- フライパンにごま油の1/2量を弱めの中火で熱し、たれをかるく切った豚肉を広げ入れ、火が通ったら皿に盛り付ける。
- 同じフライパンに残りのごま油を中火で熱し玉ねぎをさっと炒め、えのきたけ、しめじを加え炒めて、しんなりしたら残りのたれを加えて煮詰め、豚肉にかける。
(1人分415kcal、塩分2.2g)
ひらひらの薄い肉バージョンは
しょうがたっぷりで、
きりっとした味わいに!
キリっとさわやかしょうが焼き
こま切れ肉だからお財布にもやさしい、ザ・日々のおかず。
玉ねぎといっしょに炒めることが多い薄切り肉タイプのしょうが焼き。野菜の甘みに負けないように、しょうがをしっかりきかせるとバランスがとれて、おいしく仕上がります。ご飯にのせて食べてもグッド!
材料(2人分)
- 玉ねぎ
- 1/2個
- 豚肉(こま切れ肉)
- 200g
- キャベツ(せん切り・2~3枚分)
- 150g
- 下味
-
- しょうが(皮ごとすりおろし)
- 大さじ2
- キッコーマンしぼりたて生しょうゆ
- 大さじ1と1/2
- マンジョウ国産米こだわり仕込み料理の清酒
- 大さじ1
- はちみつ
- 小さじ2
- サラダ油
- 小さじ2
つくり方
- 玉ねぎは縦5mmに切る。ボウルに豚肉を入れ、下味の材料を加えてよく混ぜ、5分漬ける。キャベツは皿に盛り付けておく。
-
フライパンにサラダ油を中火で熱し、玉ねぎを炒める。玉ねぎがしんなりしたら弱めの中火にし、豚肉をたれごと入れて炒め、豚肉に火が通ったらすぐに器に盛りつける。
(1人分377kcal、塩分1.9g)
薄い肉バージョンは下味を加えたらよく混ぜてからませます。これでしっかり味が入り、肉もやわらかくなります。
薄い肉ならでは!
野菜たっぷりのバリエーション。
野菜たっぷり! しょうゆマヨしょうが焼き
ひと味加えてしょうゆマヨ味に! 野菜もいっしょにモリモリどうぞ。
炒めるタイプの薄切りだから、野菜をプラスしてつくるのもいい方法。パプリカや小松菜を加えたら、彩りもぐんとよく仕上がります!
材料(2人分)
- 玉ねぎ
- 1/2個
- 小松菜(1株)
- 50g
- パプリカ(1/2個)
- 80g
- 豚肉(こま切れ肉)
- 200g
- 下味
-
- しょうが(皮ごとすりおろし)
- 大さじ2
- キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ
- 大さじ1と1/2
- マンジョウ国産米こだわり仕込み料理の清酒
- 大さじ1
- マヨネーズ
- 大さじ1
- はちみつ
- 小さじ2
- サラダ油
- 大さじ1
つくり方
- 玉ねぎは縦5mm、小松菜は4cm長さに、パプリカは小さめの乱切りにする。バットに豚肉を広げて入れ、下味を加えてよく混ぜ、5分漬ける。
- フライパンにサラダ油大さじ1/2を弱めの中火で熱し、豚肉をたれを軽く切って入れて炒め、火が通ったらすぐにバットに取り出す。
- 同じフライパンに残りのサラダ油を中火で熱し、玉ねぎを炒める。透明感が出てきたらパプリカ、小松菜の茎、小松菜の葉の順に加えてさっと炒め、火を止めて豚肉を戻し入れて混ぜ、皿に盛り付ける。
(1人分433kcal、塩分2.0g)
料理/榎本美沙 撮影/高杉 純
文/ホームクッキング編集担当
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2020年2月27日
ホームクッキング編集担当より
「やっぱり厚い肉じゃないと気分が……」、はたまた「ひらひらの薄い肉はたれがよくからむから……」と、しょうが焼き観(?)は人それぞれ。どちらも捨てがたいってのが結論でしょうか(わ、大人の結論)。さらにマヨネーズを添えたい、添えたくないなどとどんどん好みが分岐していくしょうが焼き道の奥深さ!! そしてみなさま、この不滅の超定番メニューを超手軽に超おいしく作れる超便利な商品、キッコーマンから発売しております。超、超いったのはわけがあって、商品名は「キッコーマン 超生姜焼のたれ」。とにかく具がたっぷり(なんと野菜、果実、果汁が総重量の50%以上)で、コクたっぷりのしょうが焼きが素早く作れます。こちらもぜひ。