肉も魚も、「しぼ生」で
人気のしょうが焼きに!
吉田愛さんの和おかずレシピ4品
かぼちゃ、れんこん、玉ねぎ、秋なすなど旬の食材をたっぷり使った、和のおかずを、料理家・吉田愛さんに教えてもらいました。メインディッシュのしょうが焼きは、定番の豚肉だけでなく、鮭を使ったレシピも。カリッと甘じょっぱい魚のしょうが焼きは、白いご飯はもちろん、おつまみにも良さそうです! 秋の夜長に子どもと一緒にお料理できる「お手伝いPOINT」もご紹介します。
なすがトロリ!
豚バラ肉となす、
玉ねぎのしょうが焼き
豚バラ肉となす、玉ねぎのしょうが焼き
豚肉の脂としょうゆを吸ったなすがトロトロでたまりません。
なすをたっぷり加えたボリューム満点のしょうが焼きです。なすは斜めに切って断面を広くすることで、脂や調味料をよく吸ってトロトロに仕上がります。豚肉は焼くと縮まるので、少し大きめがジャストサイズ。生しょうゆが食欲をそそる香りを、本みりんが、旨みとてり、やさしい甘みを、砂糖がコクをもたらしてくれます。
材料(2人分)
- 豚バラ薄切り肉
- 200g
- なす
- 2本
- 玉ねぎ
- 1/2個
- サラダ油
- 大さじ1/2
- キャベツ(せん切り)
- 適宜
- (A)
-
- しょうが(すりおろし)
- 1かけ分
- キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ
- 大さじ2
- マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
- 大さじ2
- マンジョウ 米麹こだわり仕込み 本みりん
- 小さじ2
- 砂糖
- 小さじ2
つくり方
- なすはへたを切り、縦半分に切ってから斜めに幅1cmに切る。玉ねぎは幅1cmのくし形に切る。豚肉は幅5~6cmに切る。(A)の材料を器に入れて砂糖が溶けるまでよく混ぜ合わせる。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、豚肉を入れて炒める。肉の色が半分ほど変わったら、なすと玉ねぎを加え、しんなりするまで2~3分炒める。
- (A)をひと混ぜして加え、強火にし、汁気がほとんどなくなるまで炒め合わせる。器に盛り、キャベツを添える。
(1人分484kcal、塩分2.5g)
お手伝いPOINT
秋なすは皮がやわらかく切りやすいので、包丁にチャレンジするにはぴったりです。具だくさんの炒めものは、フライパンをゆらすようにして混ぜるのがコツ。重たいので、気をつけながら挑戦してみて!
カリッと甘め。
秋鮭とれんこんの
ふっくらしょうが焼き
秋鮭とれんこんのふっくらしょうが焼き
定番の鮭をしょうが焼きに! カリッと香ばしいメインディッシュです。
くさみが少なく扱いやすい鮭は、食卓に上がる魚の定番。ひと味アレンジした、しょうが焼きもおすすめです。小麦粉をまぶすことで、ゆっくり火が入るので身がふっくらするだけでなく、調味料も絡みやすく、カリッと仕上がります。盛り付けたときに上にくる面から先に焼くと、見た目もこんがりおいしそうに!
材料(2人分)
- 鮭(切り身)
- 2切れ(200g)
- れんこん
- 100g
- 小麦粉
- 適量
- サラダ油
- 大さじ1/2
- (A)
-
- しょうが(すりおろし)
- 1/2かけ分
- キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ
- 大さじ1
- マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
- 大さじ1
- マンジョウ 米麹こだわり仕込み 本みりん
- 小さじ1
- 砂糖
- 小さじ1
つくり方
- 鮭は水気を拭き取り、小麦粉を薄くまんべんなくまぶす。れんこんは皮をむいて幅7~8mmの輪切りにし(大きければさらに半月に切る)、水にさらして、水気をきる。(A)は砂糖が溶けるようによく混ぜ合わせておく。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、鮭とれんこんを並べて焼き色がつくまで両面を2~3分ずつ焼く。
- (A)をひと混ぜして加え、スプーンなどで全体にかけながらとろみがつくまで煮絡める。
(1人分230kcal、塩分1.5g)
お手伝いPOINT
鮭に小麦粉をまぶしてみましょう。最後にやさしくパタパタはたくと余分な粉が落ちて薄くまぶすことができますよ。
バターと生しょうゆが
香ばしい!
かぼちゃのジュワッと焼き
かぼちゃのジュワッと焼き
つくりたてはもちろん、冷めてもおいしいからお弁当にも大活躍!
かぼちゃと電子レンジは相性バツグン。レンジで加熱し、少しやわらかくしてから切ると楽に切ることができます。生しょうゆはフライパンの鍋肌から回し入れ、ジュワッと香ばしさを出すのがポイント。かぼちゃの両面にバターを絡ませるように焼いていくと焦げません。大人も子どももよころぶ、食欲そそる一品です。
材料(2人分)
- かぼちゃ
- 1/8個(200g)
- バター
- 10g
- キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ
- 大さじ1/2
つくり方
- かぼちゃは種とわたを取り、皮ごとラップに包んで電子レンジ(600w)で1分30秒加熱する。粗熱を取り、皮つきのまま厚さ1cmのくし形に切る。
- フライパンにバターを入れて中火で熱し、溶けて泡が立ったら(1)を並べ入れ、両面に焼き色がつくまで焼く。
- しょうゆを鍋肌から回し入れ、そのまま10秒おいて香りを立たせ、全体に10秒ほど炒め合わせる。
(1人分117kcal、塩分0.7g)
お手伝いPOINT
かぼちゃの種とわたを、手やスプーンで取りのぞいてみましょう。同じかぼちゃでも部位によって硬さや感触がちがうことに気づくはず!
生しょうゆだけで
丸ごとおいしく!
かぶとかぶの葉の無敵漬け
かぶとかぶの葉の無敵漬け
レンジ加熱したかぶを生しょうゆに漬けるだけ、超お手軽小鉢!
野菜と生しょうゆだけで簡単にできる「無敵漬け」。かぶを薄切りにして電子レンジで温めてから漬けると、しょうゆがよくなじみます。色が鮮やかな「しぼ生」は野菜の色もきれいに仕上がり、シンプルな和食にぴったりです。身と葉っぱの食感の違いも楽しみましょう。葉の根元の泥をていねいに落とすことをお忘れなく。
材料(2人分)
- かぶ
- 2個(200g)
- かぶの葉
- 1個分(50g)
- キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ
- 大さじ1
つくり方
- かぶは皮をむき、縦半分に切ってから幅5mmの薄切りにする。葉は幅3cmに切る。耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600w)で約2分加熱する。
- 水気をきり、しょうゆを加えて混ぜる。粗熱が取れたら「落としラップ」をして、冷蔵庫で10分ほど漬ける。
(1人分31kcal、塩分1.2g)
お手伝いPOINT
かぶとしょうゆを混ぜてみましょう。かぶの身が崩れないよう、やさしく混ぜます。「落としぶた」のような「落としラップ」も覚えておくと便利な調理ワザ!
クイズあり!
調理あり!
オンライン料理教室を
レポート
2022年9月19日、「キッコーマンホームクッキングmeetingおいしい記憶をつくろう!親子クッキング」の第7弾、「吉田愛さんの秋の素材で基本の和食レッスン」を開催しました。全国から21組の親子のみなさんが参加してくれた当日の様子をレポートします!
クイズで知ろう! 秋の食材&しょうゆの秘密
まずは、今日の調理実習で使う野菜や調味料について詳しくなれるクイズ大会! みんなで7つのクイズに挑戦しました。
吉田さんと一緒に2つの料理にチャレンジします!
クイズを楽しんだあとは、調理実習です。吉田さんが教えてくれるレシピは全部で4品。そのうち2品をみんなで一緒につくっていきます。
料理ができたら、みんなで「いただきます!」をして試食タイムです。自分でつくった料理はいつも以上においしく感じるかな? キッチンスタジオでは吉田さんが残る2品の調理デモンストレーションをしていきました。
最後は、今日の「おいしい記憶」を大発表!
イベントの締めくくりは、1人ずつ今日の感想を言葉にする「おいしい記憶」発表会です。みなさんと直接おしゃべりできるこの時間が、キッチンスタジオメンバー一同とっても楽しみなんです。みなさーん、今日のクッキングイベントはどうでしたか?
しょうゆのいい香りと幸せな気持ちに満たされた、おいしいひとときになりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
キッコーマンはこれからも、みなさんと交流できる楽しいイベントを企画していきます!
教えてくれた人 吉田愛さん
料理家、唎酒師。料理人だった祖父の近くで幼い頃から料理に親しむ。東京の日本料理店にて板前として働いた後、京都での修行経験などを交え、より本格的に和食を学ぶ。本格和食から簡単に作れる和テイストのおつまみまで幅広く提案。作りやすくておいしい和食のレシピに定評がある。
インスタグラムID @ai2ueo
撮影/さくらい しょうこ 文/峯田亜季
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2022年11月1日 最終更新:2022年12月4日
ホームクッキング担当ライターより
吉田さんが最後に「今日難しかったことが、今後できるようになるのも料理の面白いところです」と言っていました。この日感じた、できなかった!も、うれしかった!も、大切なおいしい記憶のひとつ。ぜひ、これからもお料理にチャレンジし続けてくださいね。ぜひ「しぼ生」もごいっしょに!
「マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒」についてはこちら
「マンジョウ 米麹こだわり仕込み 本みりん」についてはこちら