豆腐が主役!
カジュアル和食レシピ
今注目の植物性たんぱく質を豊富に含む「豆腐」は、メインのおかずも、サブのおかずにもなるとても便利な食材です。幅広いジャンルの豆腐料理の中から、カジュアルな食卓にぴったりの和風レシピを吉田愛さんに教わりました。手早く簡単にできる豆腐料理で、おいしくたんぱく質をとりましょう!
ボリューム満点!
豆腐ステーキ きのこバター
ぽんずそぼろ
豆腐ステーキ きのこバターぽんずそぼろ
バターとにんにくが香るそぼろが、カリッと焼いた豆腐を引き立てます。
豆腐ステーキは、上にかけるたれやソースが重要。この「きのこバターぽんずそぼろ」は、バターやひき肉のおいしさを、生しいたけがギューッと吸ってくれるから、うまさのレベルが違うんです。この革命的なそぼろは、豆腐はもちろんご飯にもバッチリ合いますよ。
材料(2人分)
- 木綿豆腐
- 1丁(約300g)
- 小麦粉
- 適量
- 生しいたけ
- 3個
- サラダ油
- 大さじ1/2
- バター
- 10g
- にんにく(みじん切り)
- 1かけ分
- 豚ひき肉
- 100g
- 青ねぎ(小口切り)
- 2~3本分
- (A)
-
- キッコーマン しぼりたて生ぽんず
- 大さじ1と1/2
- 片栗粉
- 小さじ1/4
つくり方
- 豆腐は横半分に切ってから、厚みを半分に切る。厚手のペーパータオルで水けを拭き、小麦粉を両面に薄くまぶす。しいたけは軸を取り、粗みじんに切る。(A)を混ぜ合わせる。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、豆腐を入れる。上下を返しながら焼き、両面がこんがり焼けたら器に盛る。
- (2)のフライパンにバターを入れて中火で溶かし、にんにくを炒める。香りが立ったらひき肉を加えて炒め、肉の色が変わったらしいたけを加えて炒め合わせる。(A)をもう一度混ぜてから加えて混ぜ合わせ、青ねぎを加えてさっと混ぜる。
- (2)に(3)をかける。
(1人分330kcal、塩分1.4g)
豆腐は切ってから厚手のペーパータオルではさみ、手で軽く押さえて水けを拭きます。
本つゆで簡単!
豆腐と豆苗のしょうが
おかか炒め
豆腐と豆苗のしょうがおかか炒め
しょうがを加えてキリッとさわやかに。味つけは本つゆにおまかせ!
パパッと手早くできる豆腐の炒め物は、忙しいときにうってつけ。味がぼんやりしないように、しょうがをたっぷり加えて引き締めるのがポイントです。濃縮4倍の本つゆを使えば、味がしっかり決まりますよ。
材料(2人分)
- 木綿豆腐
- 1丁(約300g)
- 豆苗
- 1/2袋
- ごま油
- 小さじ2
- しょうが(みじん切り)
- 1かけ分
- かつお節
- 1パック(3g)
- (A)
-
- キッコーマン 濃いだし本つゆ
- 小さじ2
- 塩
- 少々
つくり方
- バットに厚手のペーパータオルを敷き、豆腐を一口大にちぎりながらのせ、5分ほどおいて水けをきる。豆苗は根元を切り、長さを3等分に切る。
- フライパンにごま油としょうがを入れて中火で熱し、香りが立ったら豆腐を入れて3分ほど炒める。軽く焼き色がついたら、豆苗を加えて炒め合わせ、しんなりしたら(A)を加えて混ぜ、かつお節を加えてさっと混ぜる。
(1人分174kcal、塩分1.4g)
ちぎった豆腐を厚手のペーパータオルにのせると、短時間で効率よく水きりできます。
体がぽかぽかになる、
豆乳温やっこ
豆乳温やっこ
豆乳&豆腐のやさしい味わい。柚子こしょうがアクセントに。
鍋に豆乳と本つゆを入れ、スプーンですくった絹ごし豆腐を加えて温めれば、豆乳温やっこのでき上がり。濃厚ながらもやさしい味わいはリピート必至! 胃袋がじんわり温まり、体がぽかぽかしてきますよ。
材料(2人分)
- 絹ごし豆腐
- 1丁(約300g)
- ごま油
- 適宜
- 白ごま
- 適宜
- 三つ葉(1㎝幅に切る)
- 適宜
- 柚子こしょう
- 適量
- (A)
-
- キッコーマン おいしい無調整豆乳
- 1カップ
- キッコーマン 濃いだし本つゆ
- 大さじ1
つくり方
- 鍋に(A)を入れ、豆腐をスプーンで大きくすくって加える。弱火にかけ、煮立つ直前まで温める。
- 器に(1)を盛り、ごま油、白ごまをふり、三つ葉と柚子こしょうをのせる。
(1人分163kcal、塩分1.7g)
教えてくれた人 吉田愛さん
料理家、唎酒師。料理人だった祖父の近くで幼い頃から料理に親しむ。東京の日本料理店にて板前として働いた後、京都での修行経験などを交え、より本格的に和食を学ぶ。本格和食から簡単に作れる和テイストのおつまみまで幅広く提案。作りやすくておいしい和食のレシピに定評がある。
インスタグラムID @ai2ueo
撮影/キッチンミノル スタイリング/駒井京子 熱量・塩分計算/宮坂早智 構成・文/川端浩湖
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2024年4月15日
ホームクッキング編集担当より
そのまま冷ややっこに、はたまたおかずに、そしてなんといってもみそ汁の具にと使い勝手のいい豆腐。最近「しっかりとりたい」というたんぱく質の豊富な食材としても存在感は高まる一方です。吉田さんの豆腐レシピは、どれも豆腐の持ち味を生かしたものばかり。酸味や辛みをきかせたり、豆腐のやさしい味にひと味アクセントを加えるのがおいしい秘密なんだなと思いました!ぜひ。(編集長・杉森)
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