
 
                                               
                                              豚の角煮レシピ、
ていねいに教えます☆
自慢できる
絶品の仕上がり
                                               
                                            
                                            
                                             
 
                                                 
                                              今回の企画は、はっきりいってショートカットのアイデアなし。あえて「本気」で時間をたっぷりとってつくる角煮のレシピです。その出来栄えたるや、つくってみたいあこがれメニューの上位になるのもわかるというもの。「え、これ本当に手作り?」とびっくりされること間違いなし。手順自体はとてもシンプルなので、じっくりつくるひとときをお楽しみください! キッコーマンのしょうゆの良さを生かした新レシピです。
 
                                               
                                              2種類のしょうゆで極上! 
                                              自家製角煮 
                                               
                                            
                                             
                                            
                                            材料(6人分・つくりやすい分量)
- 豚バラ肉(かたまり・2~3本)
- 900g
- キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
- 大さじ2
- 米
- 大さじ5
- にんにく
- 2片
- しょうが
- 2片
- キッコーマン しょうゆ
- 1/3カップ
- マンジョウ 米麹こだわり仕込み本みりん
- 2/3カップ
つくり方
 
 
                                                         
                                                        豚肉に生しょうゆをすり込む
  
                                                           
                                                          豚肉に生しょうゆをすり込む 
                                                           
                                                           
                                                        豚肉をバットに並べ、しぼりたて生しょうゆを絡めて良くこすり、常温で30~60分おく。
 
 
                                                           
                                                         
  
 
                                                               
                                                            いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆは酵素が生きているので、豚肉の表面にこすってしばらくおくと、肉の繊維がやわらかくなり、ほどよい下味が中にしみ込みます。これがおいしい仕上がりになる秘密のひとつ。
 
 
                                                         
                                                        表面を焼く
  
                                                           
                                                          表面を焼く 
                                                           
                                                           
                                                        豚肉の表面の水気をペーパータオルでふく。フライパンを中火で熱し、豚肉を大きいまま入れて焼く。脂の面を2分、残りの面は1分を目安に転がして焼き色をつけるようにする(赤身の面は焼かなくてよい)。
 
 
                                                           
                                                         
 ゆでる前に脂の面を焼いておくと、適度に脂が抜け、後で煮るときに味が入りやすくなります。
 
 
                                                         
                                                        ゆでて、鍋のまま冷ます
  
                                                           
                                                          ゆでて、鍋のまま冷ます 
                                                           
                                                           
                                                        直径22~24cm程度の鍋に焼いた豚肉を入れ、たっぷりの水(10カップが目安)を注いで米を加えて中火にかける。十分に煮立ったら、あくを除く。少しずらすようにしてふたをし、弱火で80~90分ゆでる。火を止めてふたをきちんとしたら、指でさわれる程度の温度まで、そのまま置いて粗熱をとる(火傷に注意。完全に冷えなくてよい)。
 
 
                                                           
                                                         
 米といっしょにゆでると、ゆで汁にとろみがつくことでじんわりと肉の中まで火が入り、やわらかく仕上がります。
 
 
                                                         
                                                        ぬめりを流してから切る
  
                                                           
                                                          ぬめりを流してから切る 
                                                           
                                                           
                                                        豚肉は流水で表面のぬめりをとり、3~4cm幅に切る。しょうがはせん切りにする。にんにくは皮をむく。
 
 
                                                           
                                                         
 煮ると少し肉が縮むので、切るときは少し大きめくらいがベスト。
 
 
                                                         
                                                        しょうゆとみりんをからめる
  
                                                           
                                                          しょうゆとみりんをからめる 
                                                           
                                                           
                                                        同じ鍋、または直径20cm程度の鍋にこいくちしょうゆ、みりんを入れて中火で1~2分煮立て、豚肉を加えたら全体に4~5分からめる。
 
 
                                                           
                                                         
 煮からめることで調味料の香りとうま味が引き出され、短時間で味がなじみます。
 
 
                                                         
                                                        ペーパータオルで落しぶたをして煮る
  
                                                           
                                                          ペーパータオルで落しぶたをして煮る 
                                                           
                                                           
                                                        水1と1/2カップを注ぎ、にんにくを加えて中火にし、煮立ったら弱火にしてペーパータオルで落しぶたをし、鍋のふたを少しずらしておき、30分程度煮る(途中上下を返す)。
 
 
                                                           
                                                         
 落しぶたをして煮ることで煮くずれを防ぎ、まんべんなく煮汁が行き渡ります。ふたをすると煮汁がボコボコと沸騰し、肉が固く、くずれやすくなるので弱火をしっかりとキープして。
 
 
                                                         
                                                        しょうがを加えて蒸らす
  
                                                           
                                                          しょうがを加えて蒸らす 
                                                           
                                                           
                                                        火を止め、ペーパータオルをとってしょうがを加えたら再びふたをして10分以上蒸らす。
(1人分489kcal、塩分1.5g)
どんぶりにしてもおいしい!
 
 
                                                         
                                                      温かいご飯に角煮をのせて煮汁をかけてどんぶりに。いっしょに煮込んだにんにくもいっしょにつぶしながら食べたら絶品です! 翌日のお楽しみにいかがですか?
 
 
                                                   
                                                教えてくれた人 小田真規子さん
 
                                                     
                                                    料理家・フードディレクター・栄養士。スタジオナッツを主宰し、徹底的な研究と試作による検証で、誰でもおいしくつくれる料理レシピを数多く生み出す。雑誌、テレビ、新聞などのメディアで活躍するかたわら、その信頼感から企業のメニュー開発などのアドバイスを依頼されることも多数。近著に『つくりおきおかずでほぼ朝つくらないお弁当』(扶桑社)などがある。
                                                    スタジオナッツ http://studionuts.com
                                                    インスタグラムID studionutsnutsm パプリカマキコ/foodshot_kusudama 料理フォトくすだま 
                                                     
                                                  
 
                                                     
                                                    撮影/高杉 純 文/杉森一広(ホームクッキング編集長)
                                                    ※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
                                                    公開:2020年12月7日 最終更新:2024年2月21日 
                                                     
                                                  

 
  
 
                                                       
                                                     
 
                                                     
                                                  

 
 
                                                   
                                                 
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
           
         
 
           
         
 
       
     
 
           
         
 
         
       
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
     
 
       
    
ホームクッキング編集担当より
角煮を手づくりというと、身構えてしまうかたもいるでしょうか。確かに時間はかかるんです、準備も含めて半日はみておいてください。でも、今回のレシピは材料もシンプルで手順もそれほど難しくないので、楽しみならがらつくれますよ。試作した印象ですが、表面を焼きつけるときに肉の重みに耐えつつトングで面をかえていくのに少々の気合がいるくらいでしょうか。また、鍋ごと粗熱をとるのはけっこう時間がかかりますから、そこはいったん別のことをして休憩をとってください(焼くときに脂がはねるのでコンロの掃除をこの間にするのもいいかも)。キッコーマンのしょうゆ2種類の特徴を生かしたこの角煮レシピ、ぜひ皆さんの自慢の一品にしてください!