鶏のつくねの人気レシピ3選☆
ストックしてお弁当にも!

「つくね」といえば居酒屋という印象かもしれませんが、実はおつまみは当然のこと、ご飯のおかず、そしてお弁当と大活躍する超優秀メニューです。まとめてつくって冷凍しておけば活用度大。定番のタレ味から煮もの、中華などなど……忙しい毎日をお送りのみなさま、使わない手はありませんよ! 3つの個性のメニューを紹介します。
まずは基本のつくねを
つくって冷凍ストック!
基本のつくね
ふんわりとした食感が魅力のつくねは、たねがやわらかいので冷凍するにはコツがあります。
上手につくってストックしておきましょう。
材料(12個分)
- 鶏ひき肉
- 450g
- ねぎ(みじん切り)
- 10cm分
- 卵
- 1個
- パン粉
- 大さじ3
- 塩
- 小さじ1/4
- こしょう
- 少々
つくり方

-
ボウルに材料を入れる
ボウルに鶏ひき肉、ねぎ、卵、パン粉、塩、こしょうを入れる。

-
手でよく練り混ぜる
白っぽくなるまで、よく練り混ぜる。

-
筋をつけて12等分にする
12等分し、小判型に成形する。最初に4等分の筋をつけてからそれぞれ3等分にするとやりやすい。これでつくねのたねの完成。

-
ストックするときは、一度冷凍してから保存袋に入れる
冷凍ストックする場合は、バットにラップをしき、つくねを並べて冷凍庫へ入れる。凍ったらファスナーつき保存袋に入れて冷凍保存する。こうするとつくねどうしがくっつくのを防げる。使うときは解凍してから。
おつまみの王道!
照り焼きつくね。
つくねのねぎだく照り焼き
とろりとした卵黄をつけて食べるおつまみつくねをぐーんとグレードアップ

てりてりの色が食欲をそそる、つくねの照り焼き。卵黄をとろりとつけるのがこれまたおいしいですよね。そこにたっぷりの青ねぎをどん!黄色と緑の色合いがより食欲をそそります。ねぎの香りと食感のよさが加わったつくねのうまさといったら! くせがない鶏つくねだから、日本酒はもちろん、ワインなど合わせるお酒を選びません。
材料(2人分)
- つくねのたね
- 6個
- サラダ油
- 大さじ1/2
- 青ねぎ(小口切り)
- 3本分
- 卵黄
- 1個
- (A)
-
- キッコーマンいつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ
- 大さじ1と1/2
- マンジョウ本みりん、砂糖
- 各大さじ1
- キッコーマン豆板醤(トウバンジャン)
- 小さじ1/2
つくり方
- 器に(A)の材料を合わせておく。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、つくねを並べ入れて両面火が通るまで4~5分焼く。(A)を加えてよくからめる。
- つくねを盛り付け、青ねぎをのせて、器に入れた卵黄を添える。
(1人分352kcal、塩分2.6g)
たっぷり大皿盛りで!
つくねのおかず煮込み。
つくねとたっぷり野菜のゆずこしょう煮込み
さわやかな風味と辛さはゆずこしょうならでは! 白いご飯がすすむこと間違いなし

焼くというイメージの強いつくねですが、実は煮込み料理にもばっちり使えます。ゆずこしょうのさわやかな辛さが絶妙なこの煮込みは、たっぷりのキャベツとなすとあいまって、これ1品で肉も野菜もとれる晩ごはんの主役になりますよ。
材料(2人分)
- つくねのたね
- 6個
- キャベツ(葉)
- 2枚(100g)
- なす
- 2個
- だし汁
- 2カップ
- キッコーマンいつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
- 大さじ1
- マンジョウ国産米こだわり仕込み料理の清酒
- 大さじ1/2
- ゆずこしょう
- 小さじ1/2
つくり方
- キャベツは4~5cm四方、なすはへたをとって乱切りにして水にさらす。
- 鍋にだし汁、しょうゆ、酒を入れて中火にかけ、煮たったらつくね、なすを入れて4分煮る。キャベツを加えてさらに2~3分煮て、ゆずこしょうを溶き入れる。
(1人分284kcal、塩分2.3g)
おべんとうにぴったり!
冷めてもおいしい
中華アレンジ。
つくねの黒酢あん
しっかり味の甘辛黒酢味だから冷めてもおいしく食べられます!

肉だんごと考えれば、つくねを中華風にするのはとっても理にかなった使い方。濃厚なコクと酸味が魅力の黒酢あんをからめると、しっかり味で冷めておいしいおべんとうのおかずになります。赤、黄のパプリカといっしょに炒めれば、彩りもばっちりです。
材料(2人分)
- つくねのたね
- 6個
- パプリカ(赤・黄)
- 各1/2個
- サラダ油
- 大さじ2
- (A)
-
- 黒酢
- 小さじ2
- キッコーマンいつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
- 大さじ1
- 砂糖
- 大さじ1
- デルモンテトマトケチャップ
- 大さじ1と1/2
- 片栗粉
- 小さじ1
つくり方
- パプリカは小さめの乱切りにする。器に(A)、水1/4カップを混ぜ合わせてたれをつくる。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、つくねを両面火が通るまで4~5分揚げ焼きにする。パプリカを加え、さっと炒める。
- フライパンの油をペーパータオルで拭き取り、(1)のたれを加えからめる。
(1人分387kcal、塩分2.1g)

教えてくれた人 榎本美沙さん
料理家・発酵マイスター。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピが人気。夫婦で作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」(http://www.futari-gohan.jp)を運営するほか、雑誌やWeb、企業向けレシピ開発やイベントで活躍。著書に『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社刊)などがある。
instagram:@misa_enomoto
撮影/高杉 純 文/ホームクッキング編集担当
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2020年4月9日 最終更新:2024年4月21日
ホームクッキング編集担当より
肉だんご、小さなハンバーグ……見かたを変えるとつくねはとてもアレンジしやすいストック食材になります。ぜひ週末にまとめてつくって冷凍を。忙しい時でもさっと使えてらくらく手作りご飯をつくることができますよ。そして裏技ですが、「キッコーマンのうちのごはん」と組み合わせるのはいかがでしょう? 「豚バラなすのスタミナ炒め」「キャベツのガリバタ醤油炒め」あたりとなんか、絶対相性いいと思うので担当も試してみようと思います。おいしかったらまた報告させていただきます。いろいろな料理に使えるつくね、ぜひお楽しみください!