「まぐろの刺し身」で
吉田愛さんの
おつまみおかずレシピ★
ひと手間でレパートリー倍増!

「まぐろ」は、刺身のままでもいいおつまみになりますが、ひと手間かけてみませんか? 「さっと焼いたり、漬けにしたり、たたいたりすると、味わいや食感に変化がついて、お酒がすすむ料理になりますよ」と吉田さん。ちょっと気の利いた簡単アレンジで、おうちで居酒屋を楽しんで♪
にんにくオイルが香る、
まぐろステーキ
薬味たっぷりまぐろステーキ
まぐろにあつあつオイルをジャッとかけ、簡単&豪華な一皿に。

まぐろのステーキに、香りのいい薬味をたっぷりのせれば、見た目にも豪華なおつまみに。まぐろの表面をさっと焼くと、だしじょうゆがからみやすくなります。食卓に並べたら、アツアツのにんにくオイルをかけてフィニッシュ。食欲が刺激され、テンションが上がります!
材料(2人分)
- まぐろの刺身(赤身)
- 200g
- ねぎ
- 5cm
- みょうが
- 1個
- 青じそ
- 3~4枚
- 貝割れ菜
- 1/2パック
- 塩
- 少々
- サラダ油
- 大さじ1/2
- ごま油
- 大さじ1
- にんにく(みじん切り)
- 1片分
- キッコーマンいつでも新鮮 旨み広がる だししょうゆ
- 適量
- レモン(くし形切り)
- 2切れ
つくり方
- ねぎ、みょうがは小口切りに、青じそはせん切りにする。貝割れ菜は2cm幅に切る。ボウルに入れて混ぜ合わせ、水にさっとさらして水けを絞る。
- まぐろは塩をふる。フライパンにサラダ油を中火で熱し、まぐろを入れて両面を1分ずつ焼く。5㎜厚さのそぎ切りにして器に並べ、(1)をのせる。
- 同じフライパンにごま油、にんにくを入れて中火で熱し、にんにくが薄いきつね色になったら(2)にかける。だししょうゆをかけ、レモン添える。
(1人分215kcal、塩分1.8g)


仕上げに熱したにんにくオイルを回しかけると、ジュワッという音とともに香りがふわっと広がります。
まろやかな黄身おろしを
のせた、口福漬けまぐろ
漬けまぐろとオクラの黄身おろし
だししょうゆに漬けるだけで、味わいも食感も極上の一品に!

だししょうゆに漬けたまぐろは、うまみが入り込むとともに、ねっとりとした口当たりに。卵黄を混ぜた大根おろしとともにいただけば、さっぱりとしていながらも濃厚な味わいになります。オクラの粘りと食感がアクセントになり、お酒との相性もよくなりますよ。
材料(2人分)
- まぐろの刺身(赤身)
- 120g
- 大根
- 5cm(約200g)
- オクラ
- 3本
- キッコーマンいつでも新鮮 旨み広がる だししょうゆ
- 適量
- 卵黄
- 1個分
つくり方
- まぐろは2cm角に切る。ボウルに入れてだししょうゆ大さじ1をからめ、ときどき混ぜながら10分ほど漬ける。
- オクラはがくをむき、塩適量(分量外)をふって板ずりする。塩をつけたまま熱湯で1分30秒ほどゆで、冷水にとる。1cm幅の斜め切りにし、(1)に加えてあえる。
- 大根は皮をむいてすりおろし、軽く水けをきる。ボウルに入れ、卵黄を加えて混ぜる。
- 器に(2)を盛って(3)をのせ、だししょうゆ少々をかける。
(1人分127kcal、塩分1.7g)


まぐろはだししょうゆに10分ほど漬けると、身が締まってねっとり感が出ます。
ねっとり&ポリポリ食感を
楽しむ、まぐろのたたき
まぐろのとろたく風たたき
中トロとたくあんを混ぜて、人気の寿司メニュー「とろたく」風に。

脂ののった中トロと刻みたくあん、青じそ、ねぎを混ぜ合わせた、とろたく風たたき。手巻き寿司のように焼きのりにのせ、わさびじょうゆにつけながら食べれば、楽しみながらゆっくり飲むことができます。まぐろは赤身でもOKです。
材料(2人分)
- まぐろの刺身(中トロ)
- 120g
- たくあん漬け
- 30g
- ねぎ
- 3cm
- 青じそ
- 3~4枚
- 白いりごま
- 小さじ1
- ごま油
- 小さじ2
- 焼きのり
- 適量
- キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
- 適量
- 練りわさび
- 適量
つくり方
- まぐろはみじん切りにしてから軽くたたく。たくあん、青じそは粗みじんに切り、ねぎはみじん切りにする。
- ボウルに(1)を入れて混ぜ、白ごま、ごま油を加えて混ぜ合わせ、器に盛る。
- 焼きのりにのせ、わさびじょうゆにつけながらいただく。
(1人分138kcal、塩分1.3g)


まぐろは薄切りにしてから細切りにし、さらにみじん切りにしてから軽く粘りが出るまでたたきましょう。

教えてくれた人 吉田愛さん
料理家、唎酒師。料理人だった祖父の近くで幼い頃から料理に親しむ。東京の日本料理店にて板前として働いた後、京都での修行経験などを交え、より本格的に和食を学ぶ。本格和食から簡単に作れる和テイストのおつまみまで幅広く提案。作りやすくておいしい和食のレシピに定評がある。
インスタグラムID @ai2ueo
撮影/キッチンミノル スタイリング/駒井京子 熱量・塩分計算/宮坂早智 取材・文/川端浩湖
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2024年7月23日
ホームクッキング編集担当より
撮影時には吉田さんが「お願いしまーす!」と撮影台に料理を運んでくるたびに、「おいしいそう♪」「今から飲みたい」と盛り上がった3品です。つくったら、我が家がいい感じの気の利いた居酒屋に早変わり。まぐろの刺し身の活用の幅、広がります!(編集長・杉森)