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「鮭」で吉田愛さんの
おつまみおかずレシピ★
和洋折衷が新しい!

くせがなくて食べやすい「生鮭」。「鮭は炒めても、揚げても、蒸し煮にしてもおいしいから、おつまみにぴったりの食材。洋風メニューに和のテイストを加えると、いろいろなお酒に合うんです」と吉田愛さんも太鼓判を押します。魚料理は苦手という人も、生鮭の切り身なら面倒な下処理がいらないのでおすすめです。

生しょうゆだけでおいしい、
鮭の和風アクアパッツァ

鮭の和風アクアパッツァ

生鮭と根菜を組み合わせて、うまみたっぷりの滋味深い味わいに!

写真

フライパンに生鮭やあさり、根菜などの具材をたっぷり入れて蒸し煮にすれば、ボリューム満点のアクアパッツァのできあがり♪ 具材からうまみが出るので、味つけはなんと生しょうゆだけでOK。蒸し煮にすることで、生鮭がパサつかずにふっくら仕上がり、ワインにも日本酒にも合う一品になります。

材料(2人分)

生鮭(切り身)
2切れ(約200g)
あさり(殻つき)
150g
少々
れんこん
80g
かぶ
1個(約100g)
ミニトマト
6個
デルモンテ エキストラバージンオリーブオイル
大さじ1と1/2
にんにく(みじん切り)
1片分
マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
1/4カップ
三つ葉(2㎝幅に切る)
適量
すだち(半分に切る)
適量
(A)
1/2カップ
キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
大さじ1/2

つくり方

1
あさりは塩水(分量外)で砂抜きし、殻をこすり合わせて洗う。鮭はペーパータオルで水けを拭き、塩をふる。れんこんは皮をむいて7~8㎜幅の半月切りにし、水にさっとさらして水けをきる。耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分ほど加熱する。かぶは葉を切り落とし、皮をむいて6等分のくし形切りにする。ミニトマトはへたを取る。
2
フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を中火で熱し、鮭を入れて焼き色がつくまで両面を2~3分ずつ焼き、一度取り出す。同じフライパンにオリーブオイル大さじ1、にんにくを入れて中火で熱し、香りが立ったられんこん、かぶを加えてさっと炒める。油が回ったら鮭、あさり、ミニトマト、酒を加え、煮立ったら(A)を加え、ふたをして5分ほど蒸し煮にする。
3
あさりの殻が全て開き、かぶがやわらかくなったら、味をみて足りなければ塩少々(分量外)で調える。器に盛り、三つ葉、すだちをのせる。

(1人分323kcal、塩分1.8g)

Point

鮭は生のまま蒸し煮にすると臭みが出るので、最初に表面を焼きます。

高菜タルタルが新鮮!
にんにくじょうゆ風味の
鮭フライ

鮭フライの高菜タルタルソース

鮭にばっちり合うタルタルソースで、お酒もご飯もすすんじゃう!

写真

にんにくじょうゆで下味をつけた鮭は風味満点!タルタルソースは、ピクルスの代わりに高菜を入れると、お酒に合うしっかりとした味わいになります。揚げたての鮭フライに、このタルタルをたっぷりかければ、至福のひとときが訪れます!

材料(2人分)

生鮭(切り身)
2切れ(約200g)
小麦粉
適量
溶き卵
適量
パン粉
適量
揚げ油
適量
(A)
にんにく(すりおろし)
小さじ1/2
キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
小さじ2
マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
小さじ2
(B)
ゆで卵
2個
高菜漬け(刻んだもの)
15g
マヨネーズ
大さじ2
キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
小さじ1/2

つくり方

1
鮭はペーパータオルで水けを拭き、3等分に切る。ボウルに入れて(A)をもみ込み、10分ほどおく。
2
別のボウルに(B)のゆで卵を入れてフォークでつぶし、残りの材料を加えて混ぜ合わせる。
3
(1)の水けをペーパータオルで軽く拭き、小麦粉、溶き卵、パン粉の順で衣をつける。
4
直径20㎝のフライパンにサラダ油を深さ1㎝ほど入れて中火で熱し、(3)を入れてきつね色になるまで、両面を2~3分ずつ揚げる。
5
器に(4)を盛り、(2)をかける。

(1人分442kcal、塩分2.3g)

Point

直径約20㎝のフライパンを使うと、少ない揚げ油でもカリッと揚げることができます。

しょうゆの香ばしさが
そそる、鮭の和風
ジャーマンポテト

鮭の和風ジャーマンポテト

鮭もじゃがいももカリッと焼きつけて、お酒に合う食感に。

写真

大人気おつまみ・ジャーマンポテトは、ベーコンを使うのが定番ですが、生鮭を使い、しょうゆで味つけした和風ジャーマンポテトも、これがなかなかいけるんです。粒マスタードの風味が全体の味を引き締め、つい手が伸びる味わいになりますよ。

材料(2人分)

生鮭(切り身)
2切れ(約200g)
少々
こしょう
少々
小麦粉
適量
じゃがいも
1個(約150g)
玉ねぎ
1/2個(約100g)
にんにく(みじん切り)
1片分
オリーブオイル
大さじ1
少々
パセリ(みじん切り)
適量
(A)
粒マスタード
大さじ1
キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
小さじ1
マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
小さじ1

つくり方

1
鮭はペーパータオルで水けを拭き、一口大のそぎ切りにする。塩、こしょうをふり、小麦粉を薄くまぶす。じゃがいもは皮をむき、7~8㎜幅の半月切りにし、水にさっとさらして水けをきる。耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分ほど加熱する。玉ねぎは縦薄切りにする。(A)は混ぜ合わせる。
2
フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を中火で熱し、鮭を入れて焼き色がつくまで両面を2~3分ずつ焼き、一度取り出す。同じフライパンにオリーブオイル大さじ1/2、にんにくを入れて中火で熱し、香りが立ったらじゃがいも、玉ねぎを入れてときどき混ぜながら焼きつけるようにして炒める。玉ねぎがしんなりしたら、鮭を戻し入れてさっと炒め合わせる。
3
(A)を加えてからめ、塩で味を調える。器に盛り、パセリを散らす。

(1人分290kcal、塩分1.4g)

Point

鮭に小麦粉をまぶすと、外はカリッと、中はしっとりとした食感を楽しめます。

ホームクッキング編集担当より

魚をもっと食べたいと思いつつも、どうしてもデイリーだと刺し身か焼き魚になってしまいがちです。扱いやすい鮭もアイデア次第でおいしいバリエーションが広がりますね! 撮影時はぐっとこらえてお茶を飲みながら試食しましたが、吉田さんの3品、絶対お酒がすすむこと間違いなしと確信の味わいでした!(編集長・杉森)

写真:教えてくれた人 吉田愛さん

教えてくれた人 吉田愛さん

料理家、唎酒師。料理人だった祖父の近くで幼い頃から料理に親しむ。東京の日本料理店にて板前として働いた後、京都での修行経験などを交え、より本格的に和食を学ぶ。本格和食から簡単に作れる和テイストのおつまみまで幅広く提案。作りやすくておいしい和食のレシピに定評がある。
インスタグラムID @ai2ueo

撮影/キッチンミノル スタイリング/駒井京子 熱量・塩分計算/宮坂早智 取材・文/川端浩湖
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2024年8月21日

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